予告「グリーンイノベーション基金事業/再エネ等由来の電力を活用した水電解による水素製造」に係る公募について(予告)
2021年4月9日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、下記事業の実施者を一般に広く募集する予定です。
募集事業について
1.事業内容
(1)概要
「2050年カーボンニュートラル」の目標達成に向け、官民で野心的かつ具体的な目標を共有した上で、これに経営課題として取り組む企業等に対して、長期に渡り、研究開発・実証から社会実装までを継続して支援する「グリーンイノベーション基金事業」の一環として、NEDOは「再エネ等由来の電力を活用した水電解による水素製造」技術開発事業を実施する予定です。
水素の社会実装モデルの一つの姿としては、水電解装置を中核とした、自家消費や周辺での利活用を行うものが考えられます。ここで水電解装置は、余剰再エネを水素に変え、熱需要の脱炭素化や基礎化学品の製造なども含めて、Power to X という形で余すことなく活用することを可能とし、再エネの最大限の導入を促進する役割を果たします。
本事業では、水電解装置を用いた水素製造コストを削減し、製造された水素を有効活用し、目指すべき社会実装モデルを構築する観点から、次の3つのテーマに取り組みます。
- 〔1〕大型化等、水電解装置のコスト削減等に資する研究開発
- 〔2〕海外市場も見据えた水電解装置の評価基盤の整備
- 〔3〕熱需要の脱炭素化や基礎化学品の製造による、製造された水素の利活用実証(Power to X)
(2)事業期間
2021年度~2030年度
(3)公募期間
国により研究開発・社会実装計画が策定された後、2021年5月中旬以降に公募を開始する予定です。公募期間は1カ月間を予定しています。
2.応募方法等
公募要領等の詳細は公募開始日にNEDOのホームページに掲載します。
3.その他
公募情報に関するお知らせはNEDO公式Twitterにて随時配信しております。ぜひフォローいただき、ご活用ください。
募集要項
技術・事業分野 | 燃料電池・水素 |
---|---|
プロジェクトコード | P21018 |
事業名 | グリーンイノベーション基金事業 |
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成) |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
公募開始予定日 | 2021年5月中旬 |
問い合わせ先
スマートコミュニティ・エネルギーシステム部 燃料電池・水素室
担当者:大平、後藤、鈴木
E-MAIL:hydrogen#ml.nedo.go.jp(#を@に変えてください)(受付期間:5月28日~6月24日)
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