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本公募「陸上養殖のゼロエミッション化に向けた調査」に係る公募について

2022年11月2日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、下記事業の実施者を一般に広く募集いたしますので、本件について受託を希望する方は、以下に基づき御応募ください。

募集事業について

1.事業内容

(1)概要

我が国を始め各国が2050年のネットゼロエミッションを目標に掲げて具体的な方策を検討・推進していく中で、NEDOとしても、今後も伸長が見込まれるスマートコミュニティ分野をはじめ、省エネルギー化や電化、再生可能エネルギー導入拡大を推進しています。

本調査は、ゼロエミッション化の取組み余地が潜在的に大きく、かつ我が国が競争力を強化・維持するに適すると考えられる技術・システムとして陸上養殖に着目し、ゼロエミッション化に向けた取組みの有用性を具体的に確認するとともに、国内や世界で顕在化する課題や各地域のニーズに対応した挑戦的な実証等につなげ、我が国企業等の技術力向上及び普及展開を促進することを目的に実施します。

(2)調査内容

提案者は以下の項目について関係者へのヒアリング等を交えながら調査するとともに、外部有識者を交え検討を行うものとします。

1.全般(国内外の政策、技術、市場動向等)

  • 現状把握:国内外の政策、キープレイヤー・シェア、対象技術等のラインナップ、普及促進の取組み事例(制度設計、環境整備、支援)、国内外の先行事例等
  • 現状の電力需要、熱需要と電力代替による化石燃料削減ポテンシャル
  • 市場動向、将来的な普及規模等

2.最適化システムの検討及び導入時の条件

  • 国内モデル地域(3箇所程度):モデル地域におけるエネルギー需要状況の調査、再エネ資源量の調査、気象・土地条件等
  • ゼロエミッション化達成し得るシステムモデルの提案:製造・産業プロセスの電化、熱利用の高度化(面的利用を含む)、再エネ100%に向けて必要となる制御・システム、VPPやDR(業務分野の新たな制御対象リソースの検討に関するものを含む)等エネルギー調整力への対応
  • 電力需要調整に適した魚種の選定:生育環境、電力調整可能領域、採算性等を調査し、提案システムに適した魚種を選定する。

3.社会実装と普及戦略

  • 有望なターゲット地域の提案
  • 国内外で適用済みの類似事例を調査するとともに、本調査で想定するシステム及び解決シナリオの優位性や差別化を図るうえでの特徴を示す。
  • 展開する地域の実情(具体的な要求レベル、将来計画、規制等を含む)を踏まえて、想定するシステムの将来的な普及に向けた戦略(ビジネスモデル)や収益性を確保するための条件を示し、社会実装と運用に向けた具体的なステップと実現方法並びにステークホルダーの役割を明確化する。

2.説明会

当該公募の説明会を次の日程にて開催いたします。説明会は日本語で行います。出席希望の企業等は、所属機関名、出席者指名、出席者の連絡先(TEL及び、電子メールアドレス)を2022年11月9日(水)正午までに電子メールにて問い合わせ先までご連絡ください(様式は問いません)。返信にてオンライン説明会の接続情報をお送りします。

<説明会の日時、会場>

日時:
2022年11月10日(木)14時00分~15時00分
開催方法:
オンライン会議(Webex Meetingsを予定)

3.応募方法等

本ページ最下の資料欄から必要な書類をダウンロードし、必ず受付期間内に次のweb入力フォームから必要情報の入力と提案書類及び関連資料のアップロードを行ってください。その他の方法(持参・郵送・FAX・メール等)による応募は受け付けません。提出期限直前は混雑する可能性がありますので、余裕をもって提出してください。

契約約款はこちらをご参照ください。

その他

公募情報に関するお知らせはNEDO公式Twitterにて随時配信しております。ぜひフォローいただき、ご活用ください。

資料

募集要項

技術・事業分野 調査等
プロジェクトコード P*****
事業名 陸上養殖のゼロエミッション化に向けた調査
事業分類 調査等
対象者 企業(団体等を含む)、大学等、地方公共団体
公募期間 2022年11月02日~2022年11月16日
問い合わせ先 スマートコミュニティ・エネルギーシステム部 システム開発・実証グループ
担当者:南條、小林、村上、彌城
TEL:044-520-5274   FAX:044-520-5263
E-MAIL:smartcommunity@ml.nedo.go.jp

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