決定2023年度「スマートコミュニティにおける熱利用技術の脱炭素化とエネルギー供給安定化に関する調査」に係る実施体制の決定について
2023年12月20日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」という。)は、2023年度「スマートコミュニティにおける熱利用技術の脱炭素化とエネルギー供給安定化に関する調査」に係る公募を実施し、御提案いただいた4件について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。
募集事業について
1.件名
スマートコミュニティにおける熱利用技術の脱炭素化とエネルギー供給安定化に関する調査
2.事業概要
NEDOはこれまで再エネ大量導入のための次世代グリッド技術、分散型エネルギー資源管理及び需要側負荷制御技術、エネルギーシステムにリンクしたMaaSなどモビリティ関連システム技術の海外実証及び関連調査を実施してきました。一方、気候変動対策・エネルギー需給安定化対策として、これまでになく化石燃料への依存からの脱却が進む中、燃焼、加温、冷温等の熱利用についても低炭素化・脱炭素化の必要性がさらに増しています。個々の機器・設備の脱炭素化(電化、グリーン/ブルー水素やアンモニア燃料への転換、未利用熱の利用高度化)のみならず、エネルギーネットワーク全体での脱炭素化・エネルギー需給安定化を確立することが必要です。
そこで、脱炭素化について我が国に先行する国の工業団地、商業・住宅街区における地域冷暖房等のセクターカップリング※やエネルギーシェアリングにおける脱炭素化・エネルギー需給安定化について、具体的な先行的・先進的な取組の事例や技術・政策動向に係る情報を収集すると共に、それをふまえて今後の需要が見込まれるアジア等新興国への導入ポテンシャル及びそのための課題を明らかにすることを目的に調査します。
- セクターカップリング:電力部門を交通部門や産業部門、熱部門など他の消費分野と連携させることで、社会全体の脱炭素化を進める社会インフラ改革の構想
3.実施予定先
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
4.事業期間
2023年度~2024年度
募集要項
技術・事業分野 |
スマートコミュニティ 国際展開支援 |
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プロジェクトコード | P93050 |
事業名 | スマートコミュニティにおける熱利用技術の脱炭素化とエネルギー供給安定化に関する調査 |
事業分類 | 調査等 |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
問い合わせ先
スマートコミュニティ・エネルギーシステム部
担当者:大恵、大嶺、南條
E-MAIL:smartcommunity@ml.nedo.go.jp
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