決定「電源の統合コスト低減に向けた電力システムの柔軟性確保・最適化のための技術開発事業(日本版コネクト&マネージ2.0)」に係る実施体制の決定について
2024年6月28日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、下記事業に係る公募を実施し、ご提案いただいた4件の提案について審査を行い、別紙1のとおり実施予定先を決定いたしました。
なお、採択審査委員一覧は、別紙2のとおりです。
募集事業について
1.件名
- 電源の統合コスト低減に向けた電力システムの柔軟性確保・最適化のための技術開発事業(日本版コネクト&マネージ2.0)
- 【研究開発項目1】DER等を活用したフレキシビリティ技術開発
- 【研究開発項目2】市場主導型制御システムの技術検討
- 【研究開発項目3】バイオマス発電・水力発電・地熱発電の柔軟性向上のための技術検討
2.事業概要
2021年10月に決定した「第6次エネルギー基本計画」において、2030年の再生可能エネルギー(再エネ)比率として36~38%程度を実現することが示され、安全性を大前提とし、エネルギーの安定供給、経済効率性、環境適合(S+3E)を同時達成しつつ再エネの導入を進める必要性がますます高まっています。他方、我が国の電力系統の整備状況は、この再エネ導入量を前提としたものに必ずしもなっておらず、再エネ導入量の増加に伴いさまざまな課題が顕在化しつつあります。特に、自然条件によって出力が変動し、適地に偏りのある再エネについて、系統制約の課題を解消し電力系統に接続するためのコスト(統合コスト)を抑制し導入を進めることは喫緊の課題です。
本事業では、S+3Eの前提に立ち、統合コストを可能な限り低減し再エネの導入を促進することを目指し、電力システムの柔軟性確保・最適化のための技術開発を実施します。具体的には、上記の研究開発項目1から研究開発項目3までを一体的に行い、日本版コネクト&マネージ2.0としてシステム全体での最適化を目指します。
3.実施予定先
別紙1のとおり。
4.事業期間
2024年度~2028年度
詳細資料
募集要項
技術・事業分野 | スマートコミュニティ |
---|---|
プロジェクトコード | P24007 |
事業名 | 電源の統合コスト低減に向けた電力システムの柔軟性確保・最適化のための技術開発事業(日本版コネクト&マネージ2.0) |
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成)、調査等 |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
問い合わせ先
スマートコミュニティ・エネルギーシステム部
担当者:小笠原、知念、山本(航)、下里、小河原、今野、村上、藤田(悟)
E-MAIL:smartcommunity@ml.nedo.go.jp
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