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ロボット技術、自律移動技術をコアとしたヒトとモノの移動を革新する製品やサービスの提供/株式会社ZMP

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J-Startup

代表取締役社長 谷口 恒 さん

2017年 宅配ロボ「デリロTM」(当時キャリロデリ)v2発表。
2018年 NEDO「AIシステム共同開発支援事業」に採択。
2019年 一人乗りロボ「ラクロTM」発表。 NEDO「企業間連携スタートアップ(SCA)に 対する事業化支援」に採択。
  1. Q1. NEDO支援事業をどのように活用?
  2. Q2. ZMPの“その先”とは?

Q1. NEDO支援事業をどのように活用?

2018年に宅配ロボ「デリロTM」の実用化を加速するため、NEDO支援事業を活用しました。ローソン、慶應義塾大学SFC研究所と共に、学生や教職員がアプリで注文・決済したコンビニエンスストアの商品を配送する世界初の実証を行いました。 また、このロボット技術を生かす形で、2019年に一人乗りロボ「ラクロTM」を新たに開発しました。長距離を歩くのが困難な人の移動を楽しくラクにするロボットです。再度NEDO支援事業を活用し、全日本空輸、成田国際空港と共に実証実験を行いました。メディアにも大きく取り上げられ、NEDO事業の活用により資金面だけでなく共同研究先との連携加速や社会へのアピールもできました。

  • 宅配ロボ「デロリTM」(慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)にて)
  • 人を乗せた「ラクロTM

Q2. ZMPの“その先”とは?

宅配ロボ「デリロTM」、一人乗りロボ「ラクロTM」に続き、警備&消毒ロボ「パトロTM」を開発しました。低速自動運転のライフロボット3兄弟として、本格的な実用化に向け量産体制に入っています。

折しもウィズコロナ、アフターコロナへの対応として、非接触や非対面が注目されており、ロボット需要はますます高まっています。自律走行型ロボットの公道走行のための制度整備に向けて、いよいよ政府も本格的に動き出しました。さまざまな事業パートナー様からの声で当社への期待も実感しています。今後もヒトとモノの移動における社会課題を解決し、世の中に感動を与える製品やサービスを提供していきます。

NEDO担当者からのコメント

同社の研究員は、皆さん若く、多国籍であり、エネルギッシュな印象です。異文化が集積した環境で生み出されるシステムに、大いに期待しています。成田国際空港での実証実験に立ち会わせて頂きましたが、システムの完成度の高さに実用化への期待が膨らみます。

本記事は、2020年7月発行の広報誌Focus NEDO No.77に掲載された内容となります。

最終更新日:2022年1月11日