本文へジャンプ

乳幼児に特化した非接触の研バイタルセンシング技術を有し、医療・育児・教育の三つの領域でサービス開発に取り組む/エフバイタル株式会社設立

  • X
  • facebook
  • 代表取締役 安島 真澄 さん
2021年 エフバイタル株式会社設立。
2022年 新生児蘇生の支援技術についてNEDO Entrepreneurs Program 採択。発達障害児の支援技術について科学技術振興機構(JST) 未来社会創造事業採択。
  • システムの概要説明の図
    システムの概要。
  • カンボジア保健省 Prof. Eng Huot訪問時の様子の画像
    カンボジア保健省 Prof. Eng Huot(Secretary of State)訪問時の様子。
  1. Q1. NEDO支援事業をどのように活用?
  2. Q2.エフバイタルの“その先”とは?

Q1. NEDO支援事業をどのように活用?

世界の新生児死亡率の削減を目指し、日本の新生児蘇生法の海外展開を支援するAIシステムの研究開発に向けて支援を受けています。これには、コアとなるスマートフォン完結型の分析技術の開発と、海外での実地検証を踏まえたシステムデザインの両輪が必要となります。その点で、事業期間を通して国立成育医療研究センターとの共同研究の加速のみならず、カンボジアやウガンダ・ケニアといった諸外国でのアクションを進めることができたのは大きな収穫でした。

Q2.エフバイタルの“その先”とは?

乳幼児に特化したバイタルセンシング技術を生かしながら、世界のさまざまな環境への展開を行い、SDGs 3.2に掲げられた新生児死亡率の減少の実現に貢献したいと考えています。そのために、引き続き各国の医療機関や行政との提携を拡大していく予定です。そして、他のプロジェクトとも組み合わせながら、「すべての子どもたちが生まれた環境に依存せず、生存し、成長し、未来を選択できる社会の実現」という我々のミッションに取り組み続けます。

  • 医療従事者へのデモの様子の画像
    ウガンダでの医療従事者へのデモの様子。

NEDO担当者からのコメント

スマ―トフォンによる新生児のバイタル測定および専門スキルの学習を可能にするAI技術をコアとした研究開発です。医療従事者とも連携し、国内外の現場導入に向け、積極的に取り組まれており、SDGs課題解決への貢献も大いに期待されます。

本記事は、2023年2月発行の広報誌Focus NEDO No.88に掲載された内容となります。

最終更新日:2023年3月16日