「人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業」において研究中の「説明できる自律化インタラクションAIの研究開発と育児・発達支援への応用」で開発中の、遠隔共同子育てロボット「ChiCaRo」が、日本感性工学会が主催する「かわいい感性デザイン賞」にて、最優秀賞を受賞しました
2024年10月21日
NEDO AI・ロボット部では「人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業」を進めております。
当事業の1テーマである「説明できる自律化インタラクションAIの研究開発と育児・発達支援への応用」において大阪大学と共に研究を行っている、電気通信大学と株式会社ChiCaRoが開発した『遠隔共同子育てロボット「ChiCaRo」』が、日本感性工学会が主催する「かわいい感性デザイン賞®」にて、最優秀賞を受賞しました。受賞理由は、「育児用に開発したかわいいアバターロボット」であり、「丸みを帯びたカタチは可愛さだけでなく、安全性も保証されている」という、見た目や乳幼児との相性に加え、「背景にある意図も高く評価できる」と製品だけでなくそのコンセプトも踏まえ、表彰いただきました。本賞は、過去には著名なロボットやおもちゃなどが受賞したかわいいデザインの登竜門ともいえる賞です。
詳細は株式会社ChiCaRoの以下のWEBサイト等にて公開されておりますので、ぜひご覧ください。また、現在、株式会社ChiCaRoでは、ChiCaRoプロジェクトに様々な形でかかわっていただける企業、地方自治体、団体、研究機関等と積極的にコミュニケーションをとっています。ChiCaRoのコンセプトに賛同いただき、少しでもご興味をお持ちいただけましたら、お問合せください。
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第12回日本感性工学会かわいい感性デザイン賞ロゴ
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授賞式の様子。左から、株式会社ChiCaRo安﨑様、電気通信大学/明治学院大学 阿部様、日本感性工学会参与・同学会かわいい感性デザイン賞審査委員長 大倉様