JEITAベンチャー賞受賞:株式会社エキュメノポリス(AI言語学習支援技術開発の早稲田大学発スタートアップ)
2025年5月7日
【概要】
NEDO委託事業「人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業」において早稲田大学により開発されたAI言語学習支援技術は、同大学発のスタートアップ企業「株式会社エキュメノポリス」によって事業化され、言語コミュニケーション学習支援サービス「LANGX(ラングエックス)Speaking」として全国展開されています。その功績が評価され、株式会社エキュメノポリスは、一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)が主催する「第10回JEITAベンチャー賞」を受賞しました。
【詳細】
NEDO AI・ロボット部では「人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業」を進めております。当事業の1テーマである「説明できるAIの基盤技術開発/人と共に成長するオンライン語学学習支援AI システムの開発」を早稲田大学が推進してきました。
この研究開発成果は、早稲田大学発スタートアップ企業「株式会社エキュメノポリス」に継承され、人間と同等の社会的会話能力を有するAIエージェントを高品質・高信頼・大規模・低コストに仕事や教育の現場に派遣できる会話AIエージェントプラットフォームとして製品化されました。ユーザーの潜在能力や潜在ニーズを自然に引き出すような対話戦略を有し、その会話を通して得られるマルチモーダルな情報(音声・言語・表情・視線その他)に基づく高度な診断・カウンセリング業務などを得意とします。第一事業として中学・高校・大学・社会人への言語コミュニケーション学習支援サービス「LANGX(ラングエックス)Speaking」を全国展開しています。
その功績が評価され、株式会社エキュメノポリスは、一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)が主催する「第10回JEITAベンチャー賞」を受賞しました。本賞は、成長性・先導性、波及性、社会性の3つの視点から電子情報技術産業と日本経済の発展に貢献しうるベンチャー企業を表彰するものです。
[JEITAによる受賞理由]
株式会社エキュメノポリスは、対話型のAIエージェント・サービス「LANGX Speaking」を提供する。既に実績を積みつつある日本の教育現場や企業を対象にした英会話学習版に加えて、来日した海外留学生や技能実習生に向けた日本語学習版の開発を進めている。学ぶ人の能力や理解状況に応じて、個人にパーソナライズ化した話題を選び、学習者に合わせた難易度の質問を展開することで、学習意欲を引き出す。学習者の英会話能力を、国際標準規格に従って7段階で評価する機能がある。少子高齢化という課題を抱える日本にとって、グローバル競争力を高める一助として期待される。よって、JEITA ベンチャー賞に相応しいと判断した。
詳細は、下記各Webサイト等にて公開されております。ぜひご覧ください。
- ◆株式会社エキュメノポリス:ホームページはコチラ
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