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神戸大学が計算科学と酵素工学で高機能ポリマー原料のバイオ生産を実現
~難しかったビフェニルのmeta位選択的水酸化酵素を開発~

2026年8月6日

NEDOでは、「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発」(2020年度~2026年度)事業において、植物や微生物などの生物を用いて有用物質を生産する「バイオものづくり」の技術開発に取り組んでいます。本事業の中で、神戸大学は、酵素データベースからデジタル技術で選抜した酵素候補を改変することで、ターゲット物質を高効率で変換できる人工酵素の取得が可能になる新規手法の開発に取り組み、出光興産株式会社と共同で、それまで極めて困難だったビフェニルのmeta位選択的水酸化反応を実現する酵素の開発に成功しています。今般、本事業、および、日本学術振興会(JSPS)の支援のもと、本事業成果に加えて、東京農工大学を含めた共同研究による開発酵素のさらなる改変によって、これまで生物プロセスによる生産例がなかった高機能ポリマー原料である3,3'-ジヒドロキシビフェニルの生産に世界で初めて成功しました。

本成果は、計算機による構造解析とタンパク質工学を組み合わせることで実現したもので、今後、天然には存在しない新しい酵素反応の創出に応用することにより、新規医薬品、農薬、機能性化学品等の生産の実現が期待されます。

本研究成果は、2026年8月5日に、触媒化学に関する国際学術誌『ACS Catalysis』に掲載されました。

詳細は下記のWebサイトにて公開されておりますので、ぜひご覧ください。

神戸大学のニュースリリースのWebサイト