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硤合憲三博士のノーベル化学賞受賞のお祝い

2026年10月8日

東京理科大学 名誉教授 硤合憲三博士のノーベル化学賞の受賞に際し、心よりお祝いを申し上げます。

硤合博士は、「不斉有機合成における非線形効果および自己触媒作用の発見」により、不斉有機合成の発展と生命のホモキラリティー(分子の片手性)の起源解明に貢献した成果が高く評価され、今回の受賞となりました。

NEDOは、1995年度から1996年度にかけて実施した「提案公募型・最先端分野研究開発事業/不斉進化的自己増殖機能をもつ自己閉鎖系有機材料の創製」にて、硤合博士の研究を支援しました。本研究は、医薬品などの製造に重要な『分子の右手型・左手型を作り分ける技術』について、自ら増殖しながら高精度な合成を行う新しい触媒材料の開発を行ったもので、省エネルギー・省資源な化学合成プロセスの実現に貢献しました。

また、2002年度から2003年度には、硤合博士が取り組む「産業技術研究助成事業/キラルインプリント法によるキラルなセラミックステンプレートの創製と不斉触媒反応への応用」の研究開発を支援しました。

さらに、「研究開発型スタートアップ支援事業 NEDO Entrepreneurs Program(NEP)」や「官民による若手研究者発掘支援事業」をはじめ、NEDO事業における外部有識者としての審査・評価活動などにご協力いただき、次世代の研究者・スタートアップの発掘・支援にも貢献いただいております。

改めて、硤合博士の受賞を心からお祝い申し上げるとともに、NEDOは、今後も我が国の「エネルギー・地球環境問題の解決」と「産業技術力の強化」を目指し、より一層の努力を続けて参ります。