「nano tech 2019」に出展へ
―最先端の材料・ナノテクノロジー関連技術を多数紹介―
2019年1月10日
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)
理事長 石塚博昭
NEDOは、1月30日から2月1日まで、東京ビッグサイトで開催される「nano tech 2019」に出展し、モビリティ、材料・素材、次世代センサー、環境・エネルギーの4つのカテゴリーに分け関連する材料技術の展示を行います。また、「次世代モビリティに貢献する材料開発最前線」と題してメインシアターセミナーを開催します。
本展示会を通じて、NEDOは、材料・ナノテクノロジー関連分野における川上・川下産業間のビジネスマッチングを図り、さまざまなニーズに対応した高機能材料の実用化を促進します。
1.NEDOブースの展示概要
NEDOブースでは、材料・ナノテクノロジー関連分野における川上・川下産業間のビジネスマッチングを目的に、4つのカテゴリー(モビリティ、材料・素材、次世代センサー、環境・エネルギー)について、関連する材料技術のデモ展示やサンプル提供などを行います。
昨年の同展示会では、3日間で延べ約26,000人がNEDOブースに来場し、多くのビジネスマッチングが行われるなど、実用化の促進に貢献しました。
【1】モビリティ
移動手段の多様化が進む現在、モビリティの燃費向上は重要な課題となっています。
次世代モビリティの燃費・航続距離向上などを支える革新構造材料やモーター用磁性材料開発の成果などを紹介します。
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【2】材料・素材
材料・素材は日本が強みとする分野です。カーボンナノチューブをはじめとする次世代材料の展示に加え、サンプル提供も行います。
また、材料開発支援技術としてNEDOが取り組むマテリアルインフォマティクスや統合型計測技術の開発についても紹介します。
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【3】次世代センサー
IoT(Internet of Things)により全ての人とモノがつながる社会「Society5.0」の実現のために、さまざまな情報を取得するセンサーは重要な役割を担っています。
ナノテクノロジーが実現する次世代センサーをインフラ点検、ヘルスケア、ロボットなど幅広い用途で紹介します。
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【4】環境・エネルギー
NEDOのミッションである「エネルギー・環境問題の解決」は喫緊の課題となっており、ビジネスにおいても重要な要素になっています。
人工光合成技術をはじめ、材料・ナノテクノロジーによる革新的な省エネルギー技術を紹介します。
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2.メインシアターセミナーの概要
- 日時:
- 2019年1月31日(木) 13時00分~14時45分
- 場所:
- 東京ビッグサイト 東5ホール メインシアター
- タイトル:
- 次世代モビリティに貢献する材料開発最前線
本セミナーでは、電気自動車の登場や電動航空機・空飛ぶ自動車の開発など、モビリティ業界に急速な変化が起きている現在、ユーザー企業を代表してトヨタ自動車株式会社から次世代モビリティに向けた材料開発などについての講演の後、燃費改善・軽量化に貢献する新構造材料について、国やNEDOが取り組むプロジェクトの成果を紹介します。
時間 | プログラム |
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13時00分~13時05分 | 開会挨拶 |
13時05分~13時35分 |
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13時35分~14時05分 |
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14時05分~14時25分 |
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14時25分~14時45分 |
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3.ショートプレゼンテーション
ビジネスマッチングを促進するために、NEDOブース内にて、各出展者から展示内容のポイントを直接説明するショートプレゼンテーション(各テーマ約10分間)を実施します。
4.「nano tech 2019」の開催概要
- 日時:
- 2019年1月30日(水)~2月1日(金) 各日10時00分~17時00分
- 場所:
- 東京ビッグサイト 東京都江東区有明3-11-1
- NEDOブース小間番号:
- 東4ホール 4B-18
- 公式ウェブサイト:
5.問い合わせ先
(本ニュースリリースの内容についての問い合わせ先)
NEDO 材料・ナノテクノロジー部 担当:佐々木、香川、田島 TEL:044-520-5220
(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)
NEDO 広報部 担当:佐藤、坂本、藤本 TEL:044-520-5151 E-mail:nedo_press@ml.nedo.go.jp