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「nano tech 2020」に出展へ

―「材料が変わる、未来が変わる」をテーマに最新成果を紹介―
2020年1月10日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
理事長 石塚博昭

NEDOは、1月29日から31日に、東京ビッグサイトで開催される「nano tech 2020」に出展します。NEDOブースでは、「材料が変わる、未来が変わる」をテーマに、材料・ナノテクノロジー分野の最新成果を紹介するとともに、デモンストレーションなどを通じて新しい「ミライ」を実感できる展示を行います。また、1月30日には、nano techメインシアターセミナーにて、バイオプラスチックの最新の技術動向を紹介します。

本展示会を通じて、材料・ナノテクノロジー関連分野における川上・川下産業間のビジネスマッチングを図り、持続可能な未来社会の実現を促進します。

1.概要

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、2020年1月29日から31日に、東京ビッグサイトで開催される「nano tech 2020」に出展します。

IoTや第5世代通信(5G)など、「超スマート社会」の実現に向けた競争が激化する中、技術優位性を持つためにはこれまでにない材料が求められています。また、切迫する地球環境問題の解決策としても、人工光合成技術やバイオプラスチックなどが注目されるなど、日本が強みを持つ材料・ナノテクノロジーの重要性が増しています。

NEDOブースでは、「材料が変わる、未来が変わる」をテーマに、材料・ナノテクノロジー分野の最新成果を紹介するとともに、デモンストレーションなどを通じて新しい「ミライ」を実感できる展示を行います。また、1月30日には、nano techメインシアターセミナーにて、バイオプラスチックの最新の技術動向を紹介します。

本展示会を通じて、材料・ナノテクノロジー関連分野における川上・川下産業間のビジネスマッチングを図り、持続可能な未来社会の実現を促進します。

2.NEDOブースの展示詳細

NEDOブースでは、5つの技術分野(バイオエコノミー、センシング、モビリティ、ナノカーボン、革新)の技術成果を紹介します。NEDOが目指す未来社会を実感できるようなデモンストレーションもご用意しています。また、ビジネスマッチング促進のためにサンプル提供も実施します。

<注目展示>

太陽光と水と二酸化炭素からプラスチック原料へ ―人工光合成プロジェクト―

【実施者:人工光合成化学プロセス技術研究組合(ARPChem)】

人工光合成は、CO2と太陽光、水だけで化学品原料を生み出す画期的な技術です。地球温暖化の原因となるCO2の排出量削減が喫緊の課題ですが、CO2を原料とし有用な化学品を製造する技術として大きな注目を集めています。本技術には、日本が強みをもつ触媒材料の開発成果が詰まっています。

会場では、太陽光によって水素と酸素を発生する光触媒シートのほか、来年度から開始する人工光合成実証試験の計画を紹介します。

  • 太陽光によって水素と酸素を発生する光触媒シートを表した図
    図1 太陽光によって水素と酸素を発生する光触媒シート
  • 太陽光を利用して水とCO2から化学品原料を合成する未来の化学プラントを表した図
    図2 太陽光を利用して水とCO2から化学品原料を合成する未来の化学プラント

3.メインシアターセミナーの概要

時:
2020年1月30日(木) 14時00分~15時45分
所:
東京ビッグサイト 西1ホール メインシアター
タイトル:
バイオエコノミーに貢献する材料開発最前線

温暖化など地球環境問題がより一層大きな課題となっている現在、バイオテクノロジーや生物資源などを利活用し、持続的かつ再生可能な循環型の経済社会をつくる概念としての「バイオエコノミー」に注目が集まっています。

2019年6月に政府が策定した「バイオ戦略2019」においても、「2030年に世界最先端のバイオエコノミー社会を実現する」ことが全体目標として掲げられています。

本セミナーでは、「バイオエコノミーに貢献する材料開発最前線」をテーマに掲げ、これまで長くバイオプラスチックの研究に従事された国立大学法人東京工業大学の土肥義治名誉教授の基調講演の後、NEDOプロジェクト「非可食性植物由来化学品製造プロセス技術開発」の成果を紹介します。本プロジェクトは「バイオ戦略2019」の中で市場領域として掲げられている「高機能バイオ素材」「バイオプラスチック」を対象としています。

セミナーの最後には、2019年10月1日にNEDO材料・ナノテクノロジー部内に設置された「バイオエコノミー推進室」の取り組みをご紹介します。

時間 プログラム
14時00分~14時05分 開会挨拶
NEDO 理事
今井 淨
基調講演
14時05分~14時35分 バイオエコノミー社会実現に向けたバイオ素材開発
東京工業大学 名誉教授
国立研究開発法人理化学研究所 名誉研究員
土肥 義治 氏
NEDO「非可食性植物由来化学品製造プロセス技術開発」成果紹介
14時35分~15時05分 プロジェクト成果報告(1)
「木質系バイオマスから各種化学品原料の一貫製造プロセスの開発
―炭素循環時代の化学産業革命へ―」
NEDO 「非可食性植物由来化学品製造プロセス技術開発」プロジェクトリーダー
京都大学 工学研究科化学工学専攻 教授
前 一廣 氏
15時05分~15時35分 プロジェクト成果報告(2)
「京都プロセスによるセルロースナノファイバー強化樹脂の開発
―21世紀のモノづくりはベジタリアン―」
NEDO 「非可食性植物由来化学品製造プロセス技術開発」サブプロジェクトリーダー
京都大学 生存圏研究所 教授
矢野 浩之 氏
バイオエコノミー推進室の取り組み
15時35分~15時45分 バイオエコノミー推進に向けた2020年度のNEDOの新たな取り組み
NEDO 材料・ナノテクノロジー部 部長
(兼)バイオエコノミー推進室 室長
吉木 政行

4.「nano tech 2020」の開催概要

日時:
2020年1月29日(水)~1月31日(金) 各日10時00分~17時00分
会場:
東京ビッグサイト 西1・2ホール、会議棟
NEDOブース小間番号:アトリウム AT-01
公式ウェブサイト:
別ウィンドウが開きます nano tech 2020

5.問い合わせ先

(本ニュースリリースの内容についての問い合わせ先)

NEDO 材料・ナノテクノロジー部 担当:佐々木、中村、田島 TEL:044-520-5220

(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)

NEDO 広報部 担当:佐藤、坂本、中里 TEL:044-520-5151 E-mail:nedo_press@ml.nedo.go.jp