福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)開所式を開催
2020年3月10日
NEDOは3月7日、東芝エネルギーシステムズ株式会社、東北電力株式会社、岩谷産業株式会社と共に、福島県浪江町において世界最大級となる10MWの水素製造装置を備えた「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」の稼働に先立ち、開所式を開催しました。
本式典には、安倍総理大臣、梶山経済産業大臣、田中復興大臣などのご来賓をはじめ、本事業の関係者が出席しました。
主催者代表として登壇したNEDOの石塚理事長が「ここFH2Rを拠点として、世界最大級の水電解水素製造設備を活用し、再生可能エネルギーの大幅な拡大を見据えた系統調整力の提供、クリーンな水素の供給など、『Power to Gas』実現に向けた技術開発を加速します。」と挨拶しました。
この施設では、再生可能エネルギーなどから毎時1,200Nm3(定格運転時)の水素を製造する能力を持ち、電力系統に対する需給調整を行うことで、出力変動の大きい再生可能エネルギーの電力を最大限利用するとともに、クリーンで低コストな水素製造技術の確立を目指します。
- 施設内視察、燃料電池自動車、安倍総理大臣挨拶、テープカットの写真は
首相官邸HP より転載・加工。
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主催者を代表して挨拶するNEDO石塚理事長
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水素製造装置を視察する安倍総理大臣
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開発中の次世代の燃料電池自動車で安倍総理大臣が登場
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式典に参加する安倍総理大臣