梶山経済産業大臣が大崎上島の石炭ガス化燃料電池複合発電実証事業などを視察
2020年9月7日
9月3日に梶山経済産業大臣が、広島県大崎上島町で実施している「石炭ガス化燃料電池複合発電実証事業」の実証現場および隣接する「カーボンリサイクル技術の実証研究拠点※1」の予定地を視察されました。
本実証事業は、究極の高効率発電技術とされる石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC※2)とCO2分離・回収技術を組み合わせることで、石炭火力発電の高効率化とCO2排出量の大幅削減を目指すプロジェクトです。
また、「革新的環境イノベーション戦略」などの政府の方針を踏まえ、NEDOは同サイトにおいて「カーボンリサイクル技術の実証研究拠点」の整備に本年8月着手したところです。
石塚理事長から、NEDOのカーボンリサイクル技術開発および大崎上島のカーボンリサイクル実証研究拠点化の取組みについて説明を行い、本実証研究拠点を事業者や研究者の結節点とすることで、カーボンリサイクルを着実に産業化していきたいと述べました。
- 1 カーボンリサイクル技術の研究や技術開発に集中・横断的に取り組む実証研究拠点を整備予定
- 2 IGFC:Integrated Coal Gasification Fuel Cell Combined Cycle(石炭ガス化燃料電池複合発電)
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梶山大臣と意見交換を行う石塚理事長
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梶山大臣と視察参加者の集合写真