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燃料電池に関するオープンシンポジウムを共催

2020年9月8日

NEDOは、経済産業省らの後援の下、9月4日に技術研究組合FC-Cubicと共催で、燃料電池に関する産業界の技術課題を共有し、その解決のために幅広い知見を結集していくことを目的として「第1回FC-Cubicオープンシンポジウム」をオンライン形式で開催しました。

本シンポジウムでは、NEDOから本年度より新たに開始した燃料電池の研究開発プロジェクトの概要、2019年に実施した「水素・燃料電池プロジェクト評価・課題共有ウィーク」や「FCV課題共有フォーラム」などで抽出した産業界の共通課題への対応、今後の取り組み方針を発表しました。また、産業界からは「課題共有フォーラム2020」として、燃料電池のユーザーであるトヨタ自動車株式会社や株式会社本田技術研究所が共通課題を提示するとともにその解決に向けて活発な意見交換が行われました。

NEDOは、水素・燃料電池戦略協議会において策定された「水素・燃料電池戦略ロードマップ」やロードマップの目標達成に向けて取り組むべき技術開発事項を定めた「水素・燃料電池技術開発戦略」に従い、「燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業」を開始したところです。本シンポジウムで議論された課題や技術シーズ、世界の情勢等についても今後議論を重ね、燃料電池等の飛躍的な普及拡大、ひいては水素社会の実現に資するよう、研究開発プロジェクトを推進していきます。

  • 写真撮影時のみマスクを外して撮影しています。
  • 講演する次世代電池・水素部 主任研究員の写真
    講演する次世代電池・水素部 主任研究員
  • ご挨拶されるFC-Cubic濱村理事長の様子
    ご挨拶されるFC-Cubic濱村理事長