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「第29回クリーン・コール・デー2020国際会議」を共催

2020年9月25日

NEDOは9月8~10日、経済産業省(METI)、一般財団法人石炭エネルギーセンター(JCOAL)、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と共催で、オンライン形式にて第29回クリーン・コール・デー2020 国際会議を開催しました。

NEDOからは9月9日に小林理事が共催者として挨拶を行いました。その中で、供給が安定している石炭を必要とする新興国の経済発展と気候変動問題対応を両立させるために、日本が有する「クリーン・コール技術」が貢献できることなどを述べつつ、NEDOが実施しているIGFC(*1)やCCS(*2)のプロジェクトを紹介しました。

会議では、インドネシアなどの主要石炭産消国、世界石炭協会、アセアンエネルギーセンター、東アジア・アセアン研究センターなどの国際機関、関係機関、企業及び学会等有識者が各セッションに登壇しました。

また海外からも多くのアクセスを得て、オンライン形式ならではの活発な質疑や議論が行われました。

  • 1 石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC: Integrated Coal Gasification Fuel Cell Combined Cycle):石炭をガス化しガスタービン、蒸気タービン及び燃料電池を組み込んだトリプルコンバインドサイクル方式の石炭火力発電所。
  • 2 二酸化炭素回収貯留(CCS: Carbon dioxide Capture and Storage):二酸化炭素を大量に排出する発電所などの施設からCO2を分離・回収し、それを地中に圧入して長期間安定的に貯留することにより大気中へのCO2放出を抑制する技術。
  • 国際会議2日目に共催挨拶をするNEDO小林理事の写真
    共催挨拶をするNEDO小林理事
  • 議論するセッションの座長と講演者の写真
    セッションの様子