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「第2回カーボンリサイクル産学官国際会議2020」を開催

2020年10月16日

NEDOと経済産業省は、「東京ビヨンド・ゼロ・ウィーク」の一環として、10月13日、「第2回カーボンリサイクル産学官国際会議2020」をオンライン形式で開催しました。

まず、主催者を代表して梶山経済産業大臣より開会挨拶が行われ、新たに米国とカーボンリサイクルについての協力覚書を締結する旨が述べられるとともに、「環境と成長の好循環」の実現に向け、カーボンリサイクルに係る国際連携、技術開発・実証から将来的な社会実装まで着実に取り組む決意が示されました。

続いて、オーストラリアのテイラー大臣、ノルウェーのブルー大臣をはじめとする各国政府関係者や国際エネルギー機関(IEA)など、世界のリーダーからカーボンリサイクルに対する取り組みや期待についてスピーチがありました。この中で、江島経済産業副大臣から「第1回カーボンリサクル産学官国際会議2019」で発表された「カーボンリサイクル3Cイニシアチブ」を踏まえた日本の取組みをまとめた「カーボンリサイクル3Cイニシアチブ プログレスレポート」の発表がありました。

後半のパネルディスカッションでは、日本エネルギー経済研究所の豊田理事長にモデレーターをつとめていただき、「カーボンリサイクルによるゼロエミッション化の追求」及び「現実解としてのカーボンリサイクルの可能性」について活発な議論が行われました。

最後に、NEDO石塚理事長から、「NEDOはエネルギー・環境・産業技術分野のイノベーション・アクセラレーターとして、カーボンリサイクル分野に一層力を入れて取り組む」と閉会挨拶をしました。

会議には、22の国・地域から1700件以上の参加登録がありました。また、別ウィンドウが開きます 公式サイトでは、関係企業の取り組みについても動画で紹介しました。

  • 開会挨拶をする梶山経済産業大臣の写真
    開会挨拶をする梶山経済産業大臣
  • 議論するパネルディスカッションの座長と講演者の写真
    パネルディスカッションの様子
  • 閉会挨拶をするNEDO石塚理事長の様子
    閉会挨拶をするNEDO石塚理事長