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「第30回クリーン・コール・デー国際会議(2021年度)」を共催

2021年9月29日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は9月21~22日、経済産業省、一般財団法人石炭フロンティア機構(JCOAL)、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と共催で、オンライン形式にて第30回クリーン・コール・デー2021 国際会議を開催しました。

NEDOからは9月21日に小林理事が共催者として挨拶を行いました。その中で、2050年カーボンニュートラルを目指すという目標の下で石炭を活用するためには、CO2処理という問題を直視する必要があり、NEDOは、カーボンリサイクル技術の開発・実証に取り組んでおり、広島県大崎上島の「大崎クールジェンプロジェクト」において、石炭をガス化して水素を製造しつつ、発生するCO2を効率的に分離・回収し、水素・ガス火力と燃料電池で複合発電を行う実証事業や苫小牧でのCCS※1実証事業などを紹介しました。

会議では、豪州、インド、インドネシア等の主要石炭産消国、世界石炭協会、アセアンエネルギーセンター、等の国際機関、関係機関、企業及び学会等有識者が各セッションに登壇しました。

また海外からも多くのアクセスを得て、オンライン形式ならではの活発な質疑や議論が行われました。

※1
二酸化炭素回収貯留(CCS:Carbon dioxide Capture and Storage):
二酸化炭素を大量に排出する発電所などの施設からCO2を分離・回収し、それを地中に圧入して長期間安定的に貯留することにより大気中へのCO2放出を抑制する技術。

関連情報URL: 別ウィンドウが開きます 第30回クリーン・コール・デー国際会議(2021年度)

  • 国際会議2日目に共催挨拶をするNEDO小林理事の写真
    共催挨拶をするNEDO小林理事
  • セッションの様子
    議論するセッションのモデレーターと講演者の写真