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タイで実証試験を行うCBT社をNIA長官とともに訪問

2022年1月19日

NEDOは、「余剰バガス原料からの省エネ型セルロース糖製造システム実証事業(タイ)」において、本実証のカウンターパートである国家イノベーション庁(NIA)のパンアー長官らとともに、現地で実証試験を担当しているCBT(Cellulosic Biomass Technology Co.,Ltd.)社を訪問しました。

パンアー長官は、タイの科学・技術・研究・イノベーション常務委員会の委員で、同委員会副委員長、委員会メンバー及びNIA関係者ら総勢18名が、CBTと東レが共同で実施している事業の概要及び実証設備の視察を行いました。

冒頭挨拶では日覺 東レ社長(ビデオメッセージ)、松村 東レタイ社長らが歓迎の意を示し、川村 NEDOバンコク事務所長はタイ当地における当該事業の重要性、意義などを強調しました。これに対し、科学・技術・研究・イノベーション常務委員会を代表して、ヴィッタヤ副委員長が謝辞を述べられました。

施設見学後は闊達な質疑があり、当該技術のタイへの移管、協業への要望などが挙げられ、東レ・CBT側からもタイ企業との協業と、今後の同委員会からの引き続きの支援などを要請しました。

  • CBTの皆様との記念写真
    CBTの皆様との記念写真
  • 実証設備内での説明の様子の写真
    実証設備内での説明の様子