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「(一社)日本微細藻類技術協会 基盤技術研究所 開所式」開催

2022年5月16日

NEDOでは、二酸化炭素排出削減による地球温暖化抑止対策として、「微細藻類を利用した持続可能な航空燃料(SAF)の生産技術開発事業」を実施中です。この度、広島県豊田郡大崎上島町のカーボンリサイクル実証研究拠点に建設中であった「(一社)日本微細藻類技術協会(IMAT)基盤技術研究所」が竣工し、4月28日開所式が挙行されました。

主催者であるIMAT芋生代表理事挨拶に続いて、NEDO弓取理事が微細藻類SAF技術の中核拠点として大きく飛躍されたい旨挨拶し、他、広島県商工労働局長(代読:空田総括官)、一般財団法人石炭フロンティア機構橋口専務理事からも祝辞が述べられました。

さらに、IMAT研究担当者から、導入された最新の設備の実働状況の説明と質疑応答、および充実した研究環境の紹介も行われました。

今後は代表的な微細藻類を対象にして、2024年度までの計画で、培養・分析に関する標準化手法の確立と技術・経済・環境影響分析等を、カーボンリサイクル実証研究に取り組む大崎クールジェンプロジェクトとも協調しつつ実施して行きます。

  • 代表者によるテープカット。向って左から2人目が弓取理事。
    テープカット
  • 藻類培養槽。見学紹介された導入設備の一例。
    見学設備(藻類培養槽)