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カーボンリサイクル技術の確立に向けた実証研究拠点の完成にあわせ見学会を開催

2022年9月21日

NEDOは、CO2を資源として有効利用するカーボンリサイクル技術の確立に向け、広島県大崎上島町に、カーボンリサイクル実証研究拠点が完成したことに伴い、9月14日に、本実証研究拠点を報道機関や関係者に公開する見学会を行いました。

本見学会には、里見経済産業大臣政務官、湯﨑広島県知事、高田大崎上島町長等の政府・自治体関係者をはじめ、国立大学法人広島大学、中国電力株式会社、株式会社アルガルバイオ、一般財団法人石炭フロンティア機構等のプロジェクト参画機関の代表者が出席しました。主催者代表として登壇したNEDO和田理事は、「この実証研究拠点の使命は、多様な技術の開発に取り組んでおられる研究者、技術者の皆様を広く受け入れ、イノベーションを加速させ、カーボンリサイクル技術の開発を進めることであり、この技術が様々な産業界に実装されることで、脱炭素社会が実現していくと考えている。」とあいさつしました。

本実証研究拠点は、隣接する中国電力株式会社大崎発電所で大崎クールジェン株式会社が実証研究中の次世代火力発電設備から分離・回収したCO2を、研究用に直接供給できる日本初の施設となります。本実証研究拠点においてさまざまなカーボンリサイクル技術の開発を効率的かつ集中的に進め、カーボンニュートラルの実現に貢献します。

  • 完成公開イベントで挨拶する和田理事の写真
    あいさつする和田理事
  • 施設の説明を受ける和田理事(左)、里見経済産業大臣政務官(中央)、湯﨑広島県知事(右)の写真
    施設の説明を受ける和田理事(左)、
    里見経済産業大臣政務官(中央)、
    湯﨑広島県知事(右)