「第11回NEDO-CDTI合同ワークショップ」を開催

NEDOは2023年1月24日、スペイン政府・産業技術開発センター（CDTI）と合同ワークショップを開催しました。「Technologies for Hydrogen Valleys in Spain and Japan - Regional H2 Value Chain」をテーマとして、NEDO石塚理事長、駐日スペイン特命全権大使フィデル・センダゴルタ閣下及びCDTIポンセ事務総長の開会挨拶に続き、両国での技術トレンドや企業・機関による最新の取り組みについての発表を行い、総勢約80名の方に参加頂きました。

冒頭、石塚理事長からNEDOの最近の取り組みを紹介し、ジャパン・スペインイノベーションプログラム（JSIP）や合同ワークショップを通じたNEDOとCDTIとの協力関係について述べました。また、閉会挨拶を行ったNEDO和田理事から、本ワークショップが「水素社会」に向けた両国の取り組みを理解する良い機会になったことについて、参加された企業や関係者に対して感謝の意が示されました。

合同ワークショップの後、両国企業の交流促進の為、日本企業15社とスペイン企業9社がビジネスマッチングを行いました。

更に翌日の1月25日には、講演者とNEDO及びCDTIの関係者が米倉山太陽光発電所／ゆめソーラー館やまなし及び山梨大学燃料電池ナノ材料センターを訪問し、水素社会構築を目指したP2Gシステム技術開発施設や水素燃料電池関連の研究施設を見学しました。