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「ARPA-E and NEDO Workshop on Sharing Knowledge and Discussing Future Collaboration」を開催

2023年8月14日

NEDOは7月12日、米国Advanced Research Projects Agency Energy(ARPA-E)と共に、ワシントンD.C.で「ARPA-E and NEDO Workshop on Sharing Knowledge and Discussing Future Collaboration」を開催しました。本ワークショップは、カーボン・ニュートラルに向けた互いの活動全般を紹介し、相互に関心のある特定の主要技術・プログラム分野の戦略、計画、課題に関する意見交換を行うとともに特定分野のキーパーソン間のネットワーク強化を目的としたものです。

当日は両機関が共通して実施している「再生可能エネルギー・電力システム・バッテリー」、「産業の脱炭素化」、「電力グリッド向けパワーエレクトロニクス」、「ブルーカーボン」の4分野におけるARPA-EのPD(プログラムダイレクター)、NEDOのPMgr(プログラムマネージャー)やユニット長(技術戦略研究センター(TSC)分野責任者)等が参加しました。午前はイントロダクションとして両機関から各分野の代表者プレゼンテーションを行い、午後は分野毎のグループに分かれてそれぞれが進めている研究の具体的な状況の説明、共通課題の洗い出し、そして今後の連携可能性に関する議論が行われました。

また、これに併せてNEDOの岸本TSCセンター長とARPA-Eのワン長官の対談が行われ、カーボン・ニュートラルに向けた技術開発は日米両国、そして世界にとって大変重要な課題であることを再認識するとともに、NEDO及びARPA-Eが政府系ファンディングエージェンシーとして今後どうあるべきか、そして両国の国際連携をどう進めるべきかという展望が語られました。

当日の最後には、上述の4分野における今後の連携に関する報告がなされ、将来の連携に繋がる大変有意義な会合となりました。

  • ワークショップ参加者の写真
    ワークショップ参加者
  • ARPA-Eワン長官(右)と対談するNEDO岸本TSCセンター長(左)の写真
    ARPA-Eワン長官(右)と対談するNEDO岸本TSCセンター長(左)
  • 午後の分野別セッションで議論する参加者の写真
    午後の分野別セッションで議論する参加者