カーボンリサイクル実証研究拠点の見学会及び海外拠点との連携に向けた講演会を実施

NEDOは9月28日、広島県・大崎上島のカーボンリサイクル実証研究拠点において、米国、欧州、アジア各国の政府や企業等海外のカーボンリサイクル業界関係者に、本拠点での研究開発及びその実施者を紹介する見学会を開催しました。研究開発実施者との間で活発な質疑応答が行われ、参加者からは「多様なカーボンリサイクル技術の開発現場を一度に見学できて素晴らしい」といったコメントをいただきました。

見学会後には、米国のCCUS（二酸化炭素回収・利用・貯留）技術実証拠点であるナショナルカーボンキャプチャーセンター（NCCC）のフランク・モートン技術開発部長から、本拠点の研究開発実施者に対し、NCCCや昨今の米国のCCUS事業環境について紹介していただく講演会を開催しました。

将来の連携に向けて、各拠点の強みや知財の取扱い等に関する意見交換を実施し、今後も継続的に対話していくことを確認しました。