CO2を有効利用する大規模メタン合成試験設備の建設に着手、起工式を開催

NEDOの「気体燃料へのCO₂利用技術開発プロジェクト」において、本プロジェクトを実施する（株）INPEXは10月24日、新潟県長岡市でCO₂と水素からメタンを合成する世界最大規模の試験設備建設に着手し、起工式を開催しました。

本プロジェクトは、工場などから排出されるCO₂を回収し、そのCO₂とグリーン水素からe-メタンを合成する技術開発を行い、都市ガスパイプラインに導入するもので、CO₂排出削減や気候変動対策として技術開発を目指すものです。2025年度の運転開始を予定しています。

式典にはNEDO飯村理事、経済産業省 燃料環境適合利用推進課 羽田課長、（株）INPEX滝本取締役をはじめ関係者が出席しました。