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「持続可能な食と農の未来を考える公開セミナー」を開催

2024年6月17日

NEDOと高機能バイオ炭コンソーシアムは6月11日、「持続可能な食と農の未来を考える公開セミナー」を開催しました。

本セミナーは、環境に配慮した生産現場での実践や生産者と消費者をつなぐ取り組みの最前線に学び、我が国の持続可能な食と農の未来を、生産者から消費者まで食と農に携わる皆さんが一緒に考えることを目的としたものとなります。セミナーの冒頭、株式会社ぐるなび 田村常務執行役員、ならびにNEDO西村理事が挨拶し、続いて来賓挨拶として、農林水産省 農林水産技術会議事務局 東野研究総務官から、農業プロジェクトに対する期待が述べられました。

NEDOは、食料・農林水産分野における二酸化炭素(CO2)などの吸収源対策を一層強化するため、2023~2030年度の8年間で「グリーンイノベーション基金事業/食料・農林水産業のCO2等削減・吸収技術の開発」プロジェクトを実施しており、その中の研究開発項目の1つとして、「有用微生物の機能を付与した高機能バイオ炭(米のもみ殻、剪定枝などの炭化物)による、農地炭素貯留と農作物の収量増・環境価値向上の実現」に取り組んでいます。セミナーでは、本プロジェクトの取組状況や実践報告、パネルディスカッションなどが行われました。

当日は、農業者、JA 等の農業団体、食品製造業、小売業、農業資材・機械メーカー、大学・研究機関や官公庁などから約700名(会場100名、オンライン約600名)が参加し、食農分野のカーボンニュートラルの取り組みについて活発な意見交換が行われました。

今後もNEDOは、高機能バイオ炭の社会実装に向けて取り組んでまいります。

  • 株式会社ぐるなび、全国農業協同組合連合会、片倉コープアグリ株式会社、ヤンマーエネルギーシステム株式会社、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
  • 開会挨拶をするNEDO西村理事の写真
    開会挨拶をするNEDO西村理事
  • パネルディスカッションでの議論の写真
    パネルディスカッションでの議論
  • 登壇者一同の写真
    登壇者一同