NEDO斎藤理事長がENEOSによる国内初の合成燃料製造実証プラントの完成式典に参加
2024年10月1日
NEDOの「グリーンイノベーション基金事業/CO2からの合成反応を用いた高効率な液体燃料製造技術の開発」において、ENEOS株式会社は合成燃料製造では国内初の日量1バレル(約160リットル)の実証プラントを横浜市の同社中央技術研究所内に完成、運転を開始し、9月28日に完成式典を開催しました。
合成燃料は、水素とCO2から製造される液体燃料で、カーボンニュートラルの実現に貢献するとともに、ナフサ・ガソリン・ジェット燃料・軽油等の幅広い製品の製造を可能とし、既存インフラ設備を活用できることから、導入コストも抑えられるメリットがあり、早期の社会実装が期待されています。
また、本事業では並行して日量300バレルのパイロットプラントも2027年度からの実証運転を目指して設計・建設準備が進められています。更には2030年代の日量1万バレルの商用プラントの立ち上げを目指しており、NEDOは本技術の社会実装に向けて引き続き支援をして参ります。
本式典には、NEDOからは斎藤理事長が出席し、テープカット、プラント見学、合成燃料の給油や走行体験が行われました。
テープカットセレモニーの様子、左端から大岡衆議院議員、山際衆議院議員、太田参議院議員、梶山衆議院議員、甘利衆議院議員、ENEOSホールディングス(株)宮田社長、ENEOS(株)山口社長、経済産業省石井大臣政務官、同省村瀬資源エネルギー庁長官、NEDO斎藤理事長
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挨拶をするNEDO斎藤理事長
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合成燃料製造ベンチプラントの見学の様子