第11回「Innovation for Cool Earth Forum(ICEF:アイセフ)」を開催
2024年10月16日
NEDOと経済産業省は、グリーントランスフォーメーション(GX)の実現を目指し、エネルギー・環境関連の国際会議を集中的に開催する「東京GXウィーク」の取り組みの一環として、10月9日、10日の2日間にわたり「Innovation for Cool Earth Forum(ICEF)」第11回年次総会をハイブリッド形式で開催しました。
11回目を迎える本年は、全13セッション、93の国・地域の政府・国際機関・産業界・学会等から約1,700人が参加登録しました。“How to Live within the Planetary Boundaries through Green Innovation”をメインテーマとし、地球温暖化問題解決の鍵となるグリーン・イノベーションに焦点が置かれ、プラネタリー・バウンダリー(人類が生存できる安全な活動領域とその限界点の概念)とエネルギー・トランジション、二酸化炭素除去等の気候安定化技術、水素の利活用への備え、持続可能な海上輸送、ICEFロードマップなどについて議論が行われました。
冒頭、岩田経済産業副大臣より開会のご挨拶をいただき、NEDOからは「食料・農業分野の気候変動対策」、「持続可能な海上輸送」セッションにおいて、NEDOのグリーンイノベーション基金事業の紹介を行いました。
また、最後にNEDO斎藤理事長が閉会挨拶を行い、「ネット・ゼロ・エミッション」の目標を達成する鍵はイノベーションであり、地球全体の課題を解決するためのイノベーションは、個々の企業、地域、国の利害を超えて将来に向けたビジョンを共有し、オープンに進められる必要があるとして、ICEFがそのような場となるようNEDOは主催者として努力していくことを述べました。
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開会挨拶をする岩田経済産業副大臣
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閉会挨拶するNEDO斎藤理事長
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「プラネタリー・バウンダリー」提唱者、
ヨハン・F・ロックストローム氏による講演の様子 -
若きイノベーターとICEF運営委員によるセッション