廃棄物ケミカルリサイクル技術の小型実証設備の起工式に参加
2024年11月8日
NEDOが「グリーンイノベーション基金事業/廃棄物・資源循環分野におけるカーボンニュートラル実現/高効率熱分解処理施設の大規模実証/ガス化改質と微生物を用いたエタノール製造による廃棄物ケミカルリサイクル技術の開発」にて支援しているJFEエンジニアリング株式会社は、2024年10月31日、千葉県千葉市JFEスチール東日本製鉄所内の建設予定地において廃棄物ケミカルリサイクル技術の小型実証設備の起工式を開催しました。
起工式には、環境省環境再生・資源循環局廃棄物適正処理推進課 山田課長補佐、千葉市環境局 宮本環境局長、NEDOサーキュラーエコノミー部 福永部長、JFEエンジニアリング株式会社 薄木常務執行役員をはじめ、関係者が参加しました。
本事業では、CO2削減効果に優れ、かつ経済的に自立可能な廃棄物のケミカルリサイクル技術として、廃棄物から水素(H2)と一酸化炭素(CO)が主成分の精製合成ガスを安定して製造し、そのガスをプラスチックやSAFの原料、水素源として利用するための新しい廃棄物ガス化技術、および精製合成ガスの製造技術の確立を目指し、実証を行います。
本実証設備は2025年度下期の運転開始を見込んでおり、2030年度までに本事業で確立した廃棄物ケミカルリサイクル技術の社会実装を目指します。
■JFEエンジニアリング株式会社プレスリリース
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起工式で挨拶するNEDOサーキュラーエコノミー部 福永部長
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起工式関係者一同
(前列左から1人目:NEDOサーキュラーエコノミー部 福永部長)