NEDO飯村理事がCO2輸送実証試験における液化CO2陸上施設の竣工式に参加
2024年12月6日
NEDOの委託事業である「CO2船舶輸送に関する技術開発および実証試験」※1を推進している日本CCS調査株式会社は、京都府舞鶴市及び北海道苫小牧市にて建設を進めていた液化CO2陸上施設の竣工式を開催しました(11月26日舞鶴、29日苫小牧)。
竣工式と併せて液化CO2輸送船「えくすくぅる」の第一船出荷セレモニーも執り行われ、関係官庁、地元の地方公共団体および関係者、共同受託者、建設事業者などが参加し、NEDOからは飯村理事が苫小牧にて参列しました。
本事業では、CO2を分離回収し有効利用や貯留をするCCUS※2の実用化に向け、船舶による大量輸送に適した温度・圧力条件で液化したCO2を、出荷・輸送・受け入れまで一貫して行う輸送システムの技術開発と実証試験を進めます。
- ※1:CCUS研究開発・実証関連事業/苫小牧におけるCCUS大規模実証試験/CO2輸送に関する実証試験/CO2船舶輸送に関する技術開発および実証試験
- ※2:Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage
■日本CCS調査株式会社プレスリリース
CO2輸送実証試験における液化 CO2陸上施設の完成に伴う竣工式の開催について(ご報告)(517KB)
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舞鶴港から離岸した液化CO2輸送船「えくすくぅる」
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液化CO2を貯蔵するタンク(苫小牧)
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竣工式の事業説明会にて挨拶するNEDO飯村理事