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NEDO飯村理事が大同メタル工業の「風車技術研究所 実験棟」竣工式に参加

2024年12月23日

NEDOの「グリーンイノベーション基金事業/洋上風力発電の低コスト化」プロジェクトにおいて、大同メタル工業株式会社は、大型風車用すべり軸受の設計信頼性の向上を目的とした実験棟を同社連結子会社の大同メタル佐賀株式会社(佐賀県武雄市)に建設し、2024年12月3日に竣工式を開催しました。

本竣工式に、NEDOからは飯村理事が出席し、竣工を祝うテープカットなどが行われました。

同社の分割タイプのすべり軸受は、ナセル(風力タービンの伝達軸、増速機、発電機等を収納する部分)内部でのメンテナンス・交換が容易であるという利点を有し、メンテナンスに必要な大型船舶や大型クレーンが不要となるなど、洋上風力発電の低コスト化への貢献が期待されます。

本実験棟には、今後、世界初となる軸受メーカー単独でのすべり軸受用ベンチ試験機を設置される予定となっており、2025年5月頃の試験開始を目指しています。

NEDOは本技術の社会実装に向けて、引き続き支援をして参ります。

  • テープカットの様子の写真
    テープカットの様子
    (左からNEDO飯村理事、小松 武雄市長、大同メタル工業株式会社 古川代表取締役社長兼COO、松尾建設株式会社 松尾代表取締役社長)
  • 竣工式で挨拶をするネド飯村理事の写真
    竣工式で挨拶をするNEDO飯村理事