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大串経済産業副大臣が製鉄プロセスにおける水素活用プロジェクト(GREINS)などを視察

2025年1月27日

2025年1月20日、大串経済産業副大臣が、日本製鉄(株)の東日本製鉄所君津地区で実施しているNEDOの「グリーンイノベーション基金事業/製鉄プロセスにおける水素活用」プロジェクト(Green Innovation in Steelmaking:GREINS)の現場(Super COURSE50試験高炉)を視察され、NEDOからは弓取理事が同行しました。

本プロジェクトでは、製鉄プロセスにおけるカーボンニュートラルの実現に向けて、現在の高炉への水素還元技術(高炉水素還元技術)の適用や水素で低品位の鉄鉱石を直接還元する技術(直接水素還元技術)の確立により、製鉄プロセスにおいて排出するCO2を最大50%以上削減することを目指しています。

2050年のカーボンニュートラル実現には、鉄鋼業から排出されるCO2の大幅削減に向けたイノベーションが不可欠です。2024年12月に日本製鉄(株)は、世界初となるCO2削減40%超(Super COURSE50試験高炉削減実績値43%)を実現し、開発目標を前倒しで達成しています。

現場視察を通じて、大串経済産業副大臣とNEDO及び事業者との間で、GREINSの成果や社会実装の早期実現に向けた取り組みなどについて、活発な意見交換が行われました。

  • Super COURSE50試験高炉の見学の写真
    Super COURSE50試験高炉の見学の様子(左から日本製鉄(株)折橋常務、大串経済産業副大臣、NEDO弓取理事、日本製鉄(株)熊岡部長)
  • 日本製鉄株式会社第4高炉の見学の写真
    日本製鉄(株)第4高炉の見学の様子