水素燃料電池船「まほろば」の披露式典が大阪で開催
2025年3月26日
NEDOの「燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業」において、岩谷産業株式会社は燃料電池を動力源とする水素燃料電池船を開発し、2025年3月21日にその披露式典を大阪で開催しました。
本事業では、燃料電池や水素貯蔵タンク、リチウムイオンバッテリーなどで構成される船舶のエネルギーシステムを開発するとともに、陸上から船舶に水素や電力を供給するバンカリング設備を構築し、海上での実証運航を進めてきました。
今回開発した水素燃料電池船は「まほろば」と命名され、運航時にCO2を排出しないクリーンな海上輸送手段として、2025年4月から大阪・関西万博で運航される予定です。
本式典には、NEDOから飯村理事が出席し、船舶完成を祝うテープカットなどが行われました。
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披露式典関係者と共にテープカットするNEDO飯村理事(左端)と大阪・関西万博公式キャラクターミャクミャク(右端)
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水素燃料電池船「まほろば」