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CO2と廃棄物から作る「人工石灰石」の大規模製造試験設備の竣工式に参加しました

2025年6月19日

NEDOの「グリーンイノベーション基金事業/多様なカルシウム源を用いた炭酸塩化技術の確立」において、住友大阪セメント株式会社は、「CO2再資源化人工石灰石パイロットスケール試験設備」を同社栃木工場(栃木県佐野市)の敷地内に建築し、2025年6月16日に竣工式を開催しました。NEDOからは飯村理事が出席し、施設見学会が行われました。

本事業でNEDOは、2050年カーボンニュートラルの実現を目指し、回収したCO2や廃棄物から効率的かつ経済的に人工石灰石(炭酸カルシウム)を製造する革新的な技術開発を実施しています。人工石灰石は、セメント・コンクリート製品をはじめ、紙や樹脂、塗料など幅広い分野での脱炭素への貢献が可能であり、早期の実用化が期待されています。NEDOは本技術の社会実装に向けて引き続き支援を行っていきます。

関連ページ:住友大阪セメント株式会社のニュースリリース

  • 挨拶をするNEDO飯村理事の写真
    挨拶をするNEDO飯村理事
  • CO2再資源化人工石灰石パイロットスケール試験設備見学の様子の写真
    CO2再資源化人工石灰石パイロットスケール試験設備見学の様子