古賀経済産業副大臣が次世代火力発電技術やカーボンリサイクル技術の開発現場を視察しました
2025年9月5日
2025年9月1日、古賀経済産業副大臣が、NEDOの助成事業「CO2分離・回収型IGCCの調整能力の向上に資する技術開発」の実証現場である大崎クールジェン株式会社(広島県大崎上島町)と、NEDOがその隣接地に委託事業で整備した「カーボンリサイクル実証研究拠点(CR拠点)」を視察しました。
NEDOと大崎クールジェン株式会社は、これまでに高効率石炭火力発電技術開発に加え、CO2分離・回収技術を組み合わせた石炭ガス化複合発電(IGCC)の実証試験を実施しており、CO2回収率90%以上を達成しています。
また、CR拠点は、「実証研究エリア」「藻類研究エリア」「基礎研究エリア」で構成されており、大崎クールジェン株式会社で分離・回収したCO2を利用して、カーボンリサイクルの要素技術開発や実証研究を行っています。
今回の現場視察を通じて、古賀経済産業副大臣とNEDO及び研究開発を実施している事業者との間で、二酸化炭素の排出量削減や資源としての再利用に向けた技術開発の取り組みとその意義について、活発な意見交換が行われました。
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「CO2分離・回収型IGCCの調整能力の向上に資する技術開発」の施設の説明を受ける古賀経済産業副大臣(右)
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CR拠点・藻類研究エリアで研究の説明を受ける古賀経済産業副大臣(右)
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CR拠点・実証研究エリアで事業者と意見交換をする古賀経済産業副大臣(右)
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CR拠点・基礎研究エリアで製品サンプルを手に取る古賀経済産業副大臣