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8,000m超の深海での実証を目指す大容量海底ケーブルの生産設備を視察しました

2025年9月12日

NEDOの「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ポスト5G情報通信システムの開発/バス型海底ケーブルネットワークのコネクティビティの向上の研究開発」において、日本電気株式会社(NEC)は、給電分岐装置および高効率海底光中継器の研究開発を実施しています。これにより、多接続性の向上や柔軟なシステム設計、海底ケーブルの大容量化を目指しています。

NEDO西村理事は2025年9月2日、国内唯一の通信用海底ケーブルメーカーであるNECの関連会社を視察しました。今回、研究対象の高効率海底光中継器および給電分岐装置と海底ケーブルとの接続を視察し、8,000m超の深海での実証に向けて事業が着実に進んでいることを確認しました。

また、数百万台規模のデータセンターを有する企業の動向や経済安全保障上の課題、同社の事業戦略等について、事業者と活発な意見交換を行いました。

  • 高効率海底光中継器の説明をうけるネド西村理事の写真
    高効率海底光中継器(実証用)の説明をうけるNEDO西村理事(左から4人目)
  • 外装ケーブルの写真
    外装ケーブル
  • 高効率海底光中継器の写真
    高効率海底光中継器(実証用)
  • 海底ケーブルを収納用タンクの中に格納している様子の写真。すべて手作業で行なわれるため、海底ケーブルの距離に合わせ何千キロメートルも歩く。
    海底ケーブルを収納用タンクの中に格納している様子。
    すべて手作業で行われ、海底ケーブルの距離に合わせ何千kmも歩く。