吉田理事が「第7回RD20国際会議」に出席しました
2025年10月14日
2025年9月30日~10月3日、つくば市で「第7回RD20国際会議」が開催されました。経済産業省から加藤政務官、NEDOからは吉田理事が出席し、リーダーズセッションの開会挨拶を行いました。
RD20は、カーボンニュートラルの実現に向けて、世界最先端の技術開発を行うG20各国・地域の主要な研究機関の連携を強化し、イノベーション促進を目指す国際的な取り組みです。本会議は、産業技術総合研究所の主催で開催され、NEDOも共催機関として参画しました。
10月1日~2日に開催された「テクニカルセッション」では、「幅広い資源、変換プロセス、製品を含む合成燃料」、「再生可能エネルギーのためのグリッド規模の貯蔵に焦点を当てたエネルギー貯蔵」、「エネルギー技術の革新、開発、普及に向けた研究を加速させるためのAIとデジタル化」に関する専門家による議論が交わされ、NEDOが実施しているクリーンエネルギー分野における革新的技術の国際共同研究開発事業の成果として、2名の研究代表者が講演を行いました。
また、10月3日に行われたリーダーズセッションでは、G20各国・地域の国立研究所等のリーダーが低炭素社会に向けた地球規模の連携等について議論を交わし、吉田理事が開会挨拶を行いました。吉田理事は、NEDOがクリーンエネルギー技術に関する数多くの国際共同研究開発を推進していることを紹介するとともに、今後もイノベーション創出に向けた国際連携を加速させ気候変動問題の解決や社会の持続的発展に一層貢献していくことを述べました。本セッションでは、太陽光発電と水素に関するタスクフォースや米国で開催されたサマースクール等の活動報告に加え、国際連携や研究者交流を加速する方策等について議論されました。
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第7回RD20に参加した関係者(前列左から5人目:経済産業省加藤政務官、8人目:NEDO吉田理事)
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リーダーズセッションの開会挨拶するNEDO吉田理事
写真提供:産業技術総合研究所RD20事務局