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第12回「Innovation for Cool Earth Forum(ICEF:アイセフ)」を開催しました

2025年10月15日

2025年10月8日と9日の2日間、NEDOと経済産業省は「Innovation for Cool Earth Forum(ICEF:アイセフ)第12回年次総会」を都内の会場とオンラインのハイブリッド形式で開催しました。ICEFは、経済産業省がグリーントランスフォーメーション(GX)の実現をめざしてエネルギー・環境関連の国際会議を集中的に開催する「東京GXウィーク」の一環として実施されました。 

12回目を迎える本年は、本会議のメインテーマを「グリーントランスフォーメーション(GX)と安全保障へのイノベーション」として、エネルギー・環境に関する世界の第一人者を始め、19か国・地域から57人の有識者が12のセッションに登壇しました。各セッションでは、カーボンニュートラルとエネルギー安全保障に向けた国際連携や、気候変動への適応、水素、再生可能エネルギー等について、多様な議論が交わされました。

開会式では武藤経済産業大臣が開会挨拶を行い、続いてNEDO斎藤理事長が登壇しました。斎藤理事長は、気候変動対策には「適応」と「緩和」の両輪で取り組んでいくことが不可欠であり、さらに、地政学的リスクが高まっている中では気候変動とエネルギー安全保障を同時に対応していくことが求められていると述べました。さらに、開発期間の折り返し点である5年目を迎えたNEDOのグリーンイノベーション基金事業のこれまでの取り組みを振り返り、得られた成果の中から特に際立った事例をいくつか紹介しました。

続く本会議では、日本の企業等の取り組みや成果についても発信しました。また「天然水素」、「クリーン水素技術の推進」のセッションでは、NEDOの取り組みを紹介し、議論を喚起しました。

  • 開会挨拶をする武藤経済産業大臣の写真
    開会挨拶をする武藤経済産業大臣
  • 開会式に登壇するネド斎藤理事長の写真
    開会式で挨拶に登壇するNEDO斎藤理事長
  • キーノートセッションの様子の写真
    キーノートセッションの様子:壇上左から経済産業省資源エネルギー庁 木原晋一資源エネルギー政策統括調整官、インド行政委員会 スマン・ベリー副委員長、国際エネルギー転換学会(ISETS)スン・シェンション委員長(国際エネルギーフォーラム(IEF)元事務局長)、駐日欧州連合代表部 ジャン=エリック・パケ駐日欧州連合特命全権大使、韓国水力原子力発電会社(KHNP)ファン・ジュホ元代表取締役