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斎藤理事長が世界初となる商用規模の液化水素基地の起工式に参加しました

2025年11月28日

斎藤理事長は、神奈川県川崎市扇島で2025年11月27日に開催された液化水素基地「川崎LH2ターミナル」の起工式に参加しました。

本起工式の主催者である日本水素エネルギー株式会社および川崎重工業株式会社は、NEDOの「グリーンイノベーション基金事業/大規模水素サプライチェーンの構築/国際水素サプライチェーン技術の確立及び液化水素関連機器の評価基盤の整備」において、「液化水素サプライチェーンの商用化実証」に取り組んでいます。

川崎LH2ターミナルは、本商用化実証の主要な設備で、世界最大級の液化水素貯蔵タンク(貯蔵容量5万m3)、海上荷役設備(出荷/受入両機能を含む)、水素液化設備、水素送ガス設備、液化水素ローリー出荷設備を備えた、世界初の商用規模の施設です。

また、今後建造を予定している液化水素運搬船(容量約4万m3)も世界最大級の容量をもち、基地も併せたこれらの設備は、将来の水素サプライチェーンの本格運用に向けた基盤を形成します。

商用化実証では、2030年度までに川崎LH2ターミナルおよび今後建造を予定している液化水素運搬船の運用を行いながら、国際水素サプライチェーンの商用化の用件(性能、安全性、耐久性、信頼性、経済性等)を国内で確認します。

2030年度以降は、海外から調達した液化水素を液化水素運搬船で日本へ輸入して、川崎LH2ターミナルで受入・貯蔵をした後に、国内の水素需要家(水素を利用する企業や施設)への供給を目指します。

NEDOは、水素社会の実現に向け、水素サプライチェーン構築のための技術実証を引き続き支援してまいります。

  • 挨拶を述べるネド 斎藤理事長の写真
    挨拶を述べるNEDO斎藤理事長
  • 起工式(立柱式)の様子の写真
    起工式(立柱式)の様子
    (右からNEDO斎藤理事長、川崎重工業 橋本社長)