希少金属代替省エネ材料開発プロジェクト
事業・プロジェクト概要
希少金属(レアメタル・レアアース)は、我が国産業分野を支える高付加価値な部材、製品に必須の原料であり、近年需要が拡大しています。しかし、他の金属と比較して希少であることや、その偏在性ゆえに特定の産出国への依存度が高いこと、また代替も困難であること等から、我が国の中長期的な安定供給確保に対する懸念が生じています。
本事業では、代替・使用量低減の角度から、希少金属の安定確保に貢献する技術を開発します。また、企業で開発した技術を基に、希少金属代替・使用量低減材料または製品の実用化を助成します。
本事業では、代替・使用量低減の角度から、希少金属の安定確保に貢献する技術を開発します。また、企業で開発した技術を基に、希少金属代替・使用量低減材料または製品の実用化を助成します。
委託事業
平成20~25年度は、元素ごとのリスク評価を行い、リスクの増大が懸念される透明電極向けインジウム、希土類磁石向けジスプロシウム、超硬工具向けタングステン、排ガス浄化向け白金族・セリウム、精密研磨向けセリウム、蛍光体向けテルビウム・ユーロピウム等を対象元素とした代替材料の開発、または使用量低減技術の開発を行ってきました。
助成事業
平成24~27年度は、産業界での希少金属の使用量低減を促進するため、民間企業から広くテーマを公募し、早期の活用が期待される研究開発に対して助成します。
- 基本計画(599KB)
- 実施方針:平成27年度版(764KB)
- 実施方針:平成26年度版(589KB)
- 実施方針:平成25年度版(781KB)
- 実施方針:平成24年度版(871KB)
- 実施方針:平成23年度版(611KB)
- 実施方針:平成22年度版(439KB)
- 実施方針:平成21年度版(277KB)
- 実施方針:平成20年度版(242KB)
-
対象元素と用途
関連成果(プロジェクト実施者の対外発表記事)
日付 | 実施者 | タイトル |
---|---|---|
2012年9月10日 | 三菱マテリアル株式会社 |
基本情報
事業期間・予算額 | 事業期間:平成20年度~平成27年度、総予算額:124.0億円 |
---|---|
技術・事業分野 | 3R |
プロジェクトコード | P08023 |
担当部署 | 電子・材料・ナノテクノロジー部 (TEL:044-520-5220) |
短期的アウトカム概要(6年間の追跡調査により把握した状況)
■追跡対象企業のPJ終了後6年目のステージ状況
研究開発項目〔1〕~〔5〕
対象企業数:17社
- 上市:3
- 製品化:3
- 研究・開発を継続中:6
- 中止・中断:5
研究開発項目〔6〕~〔8〕
対象企業数:8社
- 上市:3
- 製品化:0
- 研究・開発を継続中:3
- 中止・中断:2
研究開発項目〔9〕〔10〕
対象企業数:12社
- 上市:1
- 製品化:4
- 研究・開発を継続中:5
- 中止・中断:2
最終更新日:2021年8月20日