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戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/フィジカル空間デジタルデータ処理基盤

内閣府が中心となり、関係府省・機関が連携して推進する、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/フィジカル空間デジタルデータ処理基盤の取り組みやイベント情報を紹介するポータルサイトです。

研究概要

事業期間:2018年度~2022年度
プログラムディレクター(PD):佐相 秀幸 富士通株式会社 シニアフェロー 博士(工学)

Society 5.0 の実現において、我が 国の質の高い様々な現場(フィジカル空間)の情報を高度・高効率に収集・蓄積し、仮想空間(サイバー空間)と高度に融合させる連携技術(CPS:Cyber Physical Systems)の構築が必要とされています。求められる CPS 構築において、リアルタイム性、制御性、超低消費電力性等に重点を置いたハードウェ ア技術やシステム化等、日本の強みを活かした統合技術を開発した上で、新たな共通基盤として体系化が重要ですが、CPS を用いた Society 5.0 の実現においてはフィジカル空間処理の高コストや我が国のIT人材不足が非常に深刻な問題となっています。

そこで、本研究課題では、容易にサイバー空間とフィジカル空間を連携させることが出来る、エッジに重点をおいたプラットフォーム(以下「エッジ PF」という)を開発し社会実装することにより、フィジカル空間処理のコストを大幅に削減し、かつ我が国の中小・ベンチャー企業を含む産業界を活性化していきます。

具体的には、次のような研究開発を通して、エッジ PFを自立的に維持・更新できる仕組みを構築していくことで、我が国のCPSを用いたソリューションの国際競争力維持や持続的経済成長への貢献を目指します。

  1. 高度な IT スキルを必要としないエッジ PF により、開発期間や人員といったコストを大幅に削減し、これにより新規企業の参入の促進や新しいビジネス機会を増やしていきます。

【目標】 Society 5.0 の中核基盤技術として、従来と比較してIoT ソリューションの開発期間または開発費用を1/10以下に削減するプラットフォームを他国に先駆けて開発します。

  1. 日本が強みを持つ材料・デバイス技術を活かした超低消費電力 IoT デバイス・革新的センサ技術の実用化及びシステム化により、電源供給にかかる技術課題の解決を行い、従来設置できなかったフィジカル空間の環境を計測可能とするなど、CPSの適用範囲を広げることで高度な価値創出を図ります。

【目標】 超低消費電力IoTチップと革新的なセンサ技術を実現し、センサ近傍処理に必要な電力を1/5以下に削減するなど、従来設置できなかった環境での計測を可能にするための技術開発を行います。

  1. クラウドベースシステムでは実現不可能なリアルタイム性が不可欠な領域で、フィジカル空間の制御管理等のエッジに重点がおかれた CPS構築が必須な社会課題実装技術開発を行い、課題の成功事例を広く社会へ示します。

【目標】 上記プラットフォームおよびIoTチップ・革新的センサ技術の有効性を生産分野などで実証するとともに、複数の実用化例を創出し、社会実装の目途をつけます。

  • 研究開発概要の図
    図1.研究開発概要
  • エッジPFのエコシステムとビジネスモデル(案)の図
    図2.エッジPFのエコシステムとビジネスモデル(案)

お知らせ

2019年11月5日 HPを公開しました。
2019年11月5日 2019年11月13日に、「ビッグデータ・AIを活用したサイバー空間基盤技術」と、「フィジカル空間ディジタルデータ処理基盤」の2つの課題の 合同ワークショップ を開催いたします。
2019年11月5日 2019年11月19日に、立命館大学にて「CPS構築のためのセンサリッチ柔軟エンドエフェクタシステム開発と実用化」の シンポジウム を開催します。
2019年11月5日 2019年11月20日に、開催される 「 第4回 ふくおかAI・IoT祭り in SRP 」にて、「フィジカル空間デジタルデータ処理基盤の構築に向けて」と題したセッションで、佐相PDと西サブPDが登壇されます。

お問い合わせ

NEDO IoT推進部 フィジカルグループ

E-mail: Sip-phys@ml.nedo.go.jp

最終更新日:2020年2月5日