戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/IoT社会に対応したサイバー・フィジカル・セキュリティ
事業・プロジェクト概要
産業システムや生活環境等のフィジカル空間に埋め込まれたIoT機器が、多様なネットワークを介してクラウド等のサイバー空間と連結され、高度な知識処理や分析・解析処理との連携により、様々な付加価値を創出しフィジカル空間である経済社会に多大な恩恵をもたらします。一方、IoTの普及・拡大に伴いサイバー攻撃の脅威があらゆる産業活動に潜みつつあり、製品やサービスを製造・流通する過程で不正なプログラムの組み込みや改造が行われるサプライチェーンリスクの問題も顕在化しています。そこで本研究開発では、IoTシステム/サービス及び中小企業を含む大規模サプライチェーン全体を守る『サイバー・フィジカル・セキュリティ対策基盤』を開発し、実稼働するサプライチェーンに組み込み実用化することで、サイバー脅威に対するIoT社会の強靭化を図ります。
■研究開発テーマ
(A)「信頼の創出・証明」技術の研究開発
個々のIoT機器やサービスのセキュリティを強化し、多様なIoTシステム/サービスやサプライチェーン全体のセキュリティ確保を実現する上で必要な信頼創出・証明技術を研究開発します。
(B)「信頼チェーンの構築・流通」技術の研究開発
多様な社会インフラやサービス、幅広いサプライチェーンのセキュリティを確保するため、IoTシステム/サービスや調達・構築に関わるサプライチェーンにおいて「信頼チェーン」を構築し、必要な情報をセキュアに流通させる技術を研究開発します。
(C)「信頼チェーンの検証・維持」技術の研究開発
IoTシステム/サービス及びサプライチェーンにおいて、「信頼チェーン」が安全に運用されていることを検証し、維持することを可能とする技術を研究開発します。
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本研究開発の概念図
基本情報
事業期間・予算額 | 事業期間:2018年度~2022年度、2022年度予算:18.22億円 |
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技術・事業分野 | 情報インフラ |
プロジェクトコード | P18015 |
担当部署 | IoT推進部 (TEL:044-520-5211) |
詳細資料
最終更新日:2023年10月23日