炭素循環社会に貢献するセルロースナノファイバー関連技術開発
事業・プロジェクト概要
事業期間:2020年度~2024年度、2022年度予算:6.42億円
PL:八尾 滋(福岡大学 工学部 教授)
SPL:後藤 康夫(信州大学 繊維学部 教授)
SPL:荒木 潤(信州大学 繊維学部 教授)
PL:八尾 滋(福岡大学 工学部 教授)
SPL:後藤 康夫(信州大学 繊維学部 教授)
SPL:荒木 潤(信州大学 繊維学部 教授)
植物素材であるセルロースナノファイバー(CNF)は軽量、高強度、高弾性、低熱膨張、透明という特長を有する高性能素材であり、また、大気中のCO2を吸収・固定した木材等が原料であることから、カーボンリサイクルの一端を担うことが可能であり、炭素循環社会の実現を目指します。
CNF関連技術は大きく進展し、実用化に向けてユーザー企業からの期待が増大している一方で、市場拡大にはさらなる用途の開拓やコストダウンが切望されています。
CNFを種々用途に展開していくため、CNF製造プロセスにおける大幅コスト低減(研究開発項目〔1〕)及び市場拡大に向けた用途開発(研究開発項目〔2〕(1))を促進し、同時にCNFの安全性基盤技術開発(研究開発項目〔2〕(2))を行い、社会実装・市場拡大を早期に実現することで、CO2の排出量を削減し、エネルギー転換・脱炭素化社会の実現に貢献します。
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樹木セルロースの階層構造
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事業説明図
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実用化イメージ図
基本情報
技術・事業分野 | 材料・部材 |
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プロジェクトコード | P20009 |
担当部署 | 材料・ナノテクノロジー部 バイオエコノミー推進室 (TEL:044-520-5220) |
詳細資料
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基本計画(283KB)
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実施方針:2023年度版(438KB)
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実施方針:2022年度版(350KB)
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実施方針:2021年度版(454KB)
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実施方針:2020年度版(296KB)
最終更新日:2023年3月1日