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2025年度バイオファウンドリ事業バイオ生産実証の公募のお知らせ

2025年5月28日

耐圧容器を必要とせず高温処理可能な前処理設備によるバイオマスの前処理検討、事業化に向けた培養条件の最適化検討、最大3,000Lまでの発酵槽でのスケールアップ試験、精製プロセスの実証等の、バイオ生産実証の実施を希望される方を2024年度に引き続き公募いたします。

Green Earth Institute株式会社(以下「GEI」という。)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)の「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発」(以下「バイオものづくりプロジェクト」という。)において、「生産プロセスのバイオファウンドリ基盤技術開発事業(※1)」(以下「バイオファウンドリ事業」という。)にてバイオファウンドリ拠点(以下「本拠点」という。)形成を行っています。本拠点の2023年6月稼働開始以降、培養条件の最適化検証による目的物質の生産性の向上やスケールアップ検討期間の短縮など、バイオ生産実証において成果(※2)を上げています。

この度のバイオ生産実証の公募は、NEDOバイオファウンドリ事業の一環によるものです。


バイオファウンドリ拠点の設備例(3,000L培養槽)

公募概要

1.スケジュール

  • 公募・応募期間:2025年5月28日~2025年7月28日
  • 選考:2025年8~9月頃
  • 選考決定:2025年10月頃
  • 採択結果通知:2025年10~11月頃
  • 実証実施:2026年4月以降(予定)

2.採択件数(目安)

  • 採択件数:4件

3.採択者の費用負担

  • 費用:消耗品や外注費の実費負担のみ
  • 消耗品とは、培養関係(培地成分、特殊なセンサー等)、分析関係(試薬、容器等)、精製関係(前処理用フィルタ、夾雑物除去カラム等)を想定しています。
  • 外注費とは、本拠点の設備で実行不可能な分析業務や精製プロセスの外注等を想定しています。
  • 実費とは、消耗品については当社への無償支給を基本としますが、場合によっては当社で立替購入、採択者へ請求の方法もございます。また、外注費については、内容によって採択者で発注実施、または当社で立替発注、採択者へ請求となります。
  • 上記の費用負担条件は、NEDO事業として実施する2026年度の期間におけるものです。バイオファウンドリ事業終了後にNEDO事業外で実証継続する場合は、採択者-当社間で協議のうえ決定します。

4.その他

バイオファウンドリ拠点の設備など、詳細は下記「応募方法」に記したGEIのホームページをご覧ください。

応募方法

生産実証を実施するGEIのホームページに掲載の要項(434KB)に従い、応募様式に必要事項を記入のうえ、ご提出ください。

2025年7月28日締切です。

採択結果の通知については個別にご連絡いたします。

関連情報

問い合わせ先

  • 電話番号:044-520-5210
  • 担当者:バイオ・材料部 小笠原、木下、大和田
  • E-mailbioproduction[*]ml.nedo.go.jp
  • E-mailは上記アドレスの[*]を@に変えて使用してください。

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