平成24年度事業評価結果について
2013年11月27日
NEDOは、中期計画において、「全ての事業につき、厳格な評価を行い、不断の業務改善を行う。また、評価に当たっては機構外部の専門家・有識者を活用するなど適切な体制を構築する。評価は、研究開発関連事業に関する技術評価と事業評価の両面から適切に実施し、その後の事業改善に向けてフィードバックを行う。」としており、技術評価の対象以外の事業についても、業務改革の促進等に資するため、毎年度事業評価を実施することとしているところ。(15年度より開始。本年は10回目。)
今般、平成24年度の事業評価を以下のとおりまとめましたので、公表いたします。
1. 24年度事業評価結果のポイント
- 事業評価の対象事業全18事業のうち、外部の意見の活用状況は以下のとおりです。
- 評価委員会(外部評価)を開催した事業…1件
- 複数の外部有識者を活用して評価を実施した事業…4件
- ユーザーアンケート等を活用した事業…3件
- 18事業のうち全事業で、「高い必要性・効率性・有効性が認められる」及び「必要性・効率性・有効性ともに問題なし」との結果です。
24年度事業評価結果分析表
総括評価 | 対応の方向性 | |||||
継続実施 | 事業の一部を 充実・強化 (継続実施含む) |
事業の終了 | ||||
産業技術開 発関連業務 |
小計 | 6 | 2 | - | 4 | |
高い必要性・効率性・有効性が認められる | 1 | - | - | 1 | ||
必要性・効率性・有効性ともに問題なし | 5 | 2 | - | 3 | ||
新エネルギー・省エネルギー導入普及関連業務等 | 小計 | 10 | 4 | 3 | 3 | |
高い必要性・効率性・有効性が認められる | 3 | 1 | 2 | - | ||
必要性・効率性・有効性ともに問題なし | 7 | 3 | 1 | 3 | ||
クレジット取得 関連業務 |
小計 | 2 | 1 | 1 | - | |
必要性・効率性・有効性ともに問題なし | 2 | 1 | 1 | - | ||
合計 | 18 | 7 | 4 | 7 |
平成23年度事業評価において、課題が有るとされた事業の対応状況
平成23年度に実施した事業における年度評価において、課題が有るとされた2事業のうち、1事業は平成23年度中に事業を終了した。平成24年以降も事業を継続している1事業についての平成23年度における評価の課題と対応状況は以下のとおりである。
<効率性の向上を図る事業>
- 国際連携クリーンコール技術開発プロジェクト/中国での石炭起源のCO2のCCS-EOR適応に関する調査研究(H22~24)
中国における石炭火力起源のCO2によるCCS-EORの実施に向けた検討等について、中国の研究機関との共同調査研究を実施。
<効率性に関する問題>平成23年度は、対象油田を検討に最適な油田に変更したため、油田のデータ等の入手の遅れがみられ、想定シナリオの予備検討等を実施したが、当初の予定である2年間での事業を終了できなかった。
<対応状況>本調査研究を確実に実施するため、実施期間を1年延長し3年間の事業に変更し、中国側とも本調査研究を確実に進めるための協議を行い、NEDOも実施者と密に連携をとって進捗を管理しながら調査研究を進めた。その結果、本調査の当初の目標は全て達成された。なお、平成25年度は、本調査研究の成果を活用し、「石炭高効率利用システム案件等形成調査事業/中国におけるCCS-EOR候補地点の抽出及びCO2挙動モニタリング技術適用プロジェクト案件発掘調査」として具体的なCCS-EOR候補案件の発掘調査を実施中である。
2. 事業評価結果の詳細
3. 事業評価について
お問い合わせ先
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