決定2020年度「多用途多端子直流送電システムの基盤技術開発」に係る実施体制の決定について
2020年7月14日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「多用途多端子直流送電システムの基盤技術開発」に係る公募を実施し、ご提案いただいた3件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。
なお、採択審査委員一覧は、別添のとおりです。
募集事業について
1.件名
多用途多端子直流送電システムの基盤技術開発
- (1)多用途多端子直流送電システムの開発
- (2)多端子直流送電用保護装置の開発
- (3)直流深海ケーブルの開発
2.事業概要
本事業では風力の直流送電線を多端子化して適切に保護制御・潮流制御を行うことで、信頼性が高く効率的な風力送電を可能とする高圧直流(HVDC)技術を開発する。また、これらの直流送電線を地域間への電力供給などの用途に利用できる制御技術を開発し、風力の導入普及のみならず、地域の需給バランス維持、再エネ抑制の回避、レジリエンスの強化などに貢献するための技術要件をまとめる。
併せて、世界中で進展している直流送配電技術について、国内外の技術や政策の動向を踏まえて、速やかに実用化を実現するための課題の整理及び抽出を行う。
3.実施予定先
- (1)多用途多端子直流送電システムの開発及び(2)多端子直流送電用保護装置の開発
- 東京電力ホールディングス株式会社、東京電力パワーグリッド株式会社、三菱電機株式会社、
東芝エネルギーシステムズ株式会社、株式会社日立製作所 - (3)直流深海ケーブルの開発
- 古河電気工業株式会社
住友電気工業株式会社
4.事業期間
2020年度~2023年度
詳細資料
募集要項
技術・事業分野 | スマートコミュニティ |
---|---|
プロジェクトコード | P20001 |
事業名 | 多用途多端子直流送電システムの基盤技術開発 |
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成) |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
問い合わせ先
スマートコミュニティ部
担当者:前野、横溝
E-MAIL:smartcommunity@ml.nedo.go.jp
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