決定「ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU)」に係る第6回公募及び「GX分野のディープテック・スタートアップに対する実用化研究開発・量産化実証支援事業(GX)」に係る第3回公募の実施体制の決定について
2025年4月4日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU)」に係る第6回公募及び「GX分野のディープテック・スタートアップに対する実用化研究開発・量産化実証支援事業(GX)」に係る第3回公募の採択審査を実施し、ご提案いただいた69件の提案について外部有識者による採択審査およびNEDO内の審査を行い、以下の通り、11件の実施予定先を決定いたしました(ステージゲート審査を通過した2件含む)。なお、今回の採択による助成金の交付予定額は、11件の合計で約72.7億円となります。
応募件数 | 採択件数 | ||
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全フェーズ合計 | 69件 (DTSU54件、GX15件) |
11件 (DTSU10件、GX1件) |
|
STSフェーズ | 42件 (DTSU30件、GX12件) |
6件 (DTSU5件、GX1件) |
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PCAフェーズ | 22件 (DTSU21件、GX1件) |
4件 (DTSU4件、GX0件) |
|
DMPフェーズ |
5件
(DTSU3件、GX2件)
|
1件 (DTSU1件、GX0件) |
また、NEDOは、次回以降の応募受付分に向けて、より多くの将来性ある技術を有するディープテック・スタートアップを掘り起こすべく、ディープテック・スタートアップの結節点となる大学や研究機関、他の政府機関、NEP(※1)を始めとするNEDO内の他の支援事業との連携を図り、申請者が抱える課題や事業計画、申請者の事業の進捗状況に適した支援内容を選択し、申請者の事務負担の軽減とミスマッチの解消に努めて、本事業に申請することができるように、申請前の事前相談を積極的に実施し、掘り起こしを充実して参ります。
(※1)NEP:NEDO Entrepreneurs Program。ディープテック分野での人材発掘・起業家を育成する事業。
募集事業について
1.件名
ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業
GX分野のディープテック・スタートアップに対する実用化研究開発・量産化実証支援事業
2.事業概要
NEDOは、技術の確立や事業化・社会実装までに長期の研究開発と大規模な資金を要し、リスクは高いものの国や世界全体で対処すべき経済社会課題の解決にも資すると考えられる革新的な技術の研究開発に取り組んでいる「ディープテック・スタートアップ」を対象とした、表題の助成事業の公募を通年で実施、年4回程度の公募を行います。VC等との協調やステージゲート審査の活用を制度上盛り込み、長期的視野でもって、実用化研究開発や量産化実証、海外技術実証などへの支援を行います。
なお、本事業は、助成率や助成金の額が異なる3つのフェーズ(以下〔1〕~〔3〕)から構成されます。
〔1〕STSフェーズ(実用化研究開発(前期))
要素技術の研究開発や試作品の開発等に加え、事業化に向けた技術開発の方向性を決めるための事業化可能性調査の実施等を支援する。
〔2〕PCAフェーズ(実用化研究開発(後期))
試作品の開発や初期の生産技術開発等に加え、主要市場獲得に向けた事業化可能性調査の実施等を支援する。
〔3〕DMPフェーズ(量産化実証)
量産技術の確立・実証に係る研究開発やそのために必要な生産設備・検査設備等の設計・製作・購入・導入・運用等を通じ、商用化に至るために必要な量産化実証の実施を支援する。
3.実施予定先
外部有識者による書面審査、採択審査委員会及びNEDOにおいて厳正な審査を行い、実施予定先を決定いたしました。(詳細資料参照)
4.事業期間
2025年度~2028年度
詳細資料
募集要項
技術・事業分野 | スタートアップ支援 |
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プロジェクトコード | P23019|P24011 |
事業名 | ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業 |
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成) |
対象者 | 企業(団体等を含む) |
問い合わせ先
スタートアップ支援部
担当者:DTSU事務局
※原則メールにて問い合わせをお願いします。
TEL:044-520-5173
E-MAIL:dtsu@nedo.go.jp