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決定「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転(システムとサービスの拡張)/地方部における自動運転サービスの社会実装の実現並びにその恒久的実施に係る調査研究」に係る実施体制の決定について

2020年10月27日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転(システムとサービスの拡張)/地方部における自動運転サービスの社会実装の実現並びにその恒久的実施に係る調査研究」に係る公募を実施し、ご提案いただいた2件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。

1.件名

「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転(システムとサービスの拡張)/地方部における自動運転サービスの社会実装の実現並びにその恒久的実施に係る調査研究」

2.事業内容

(1)背景

自動運転移動サービスについては、政府戦略として「地域の交通事情に知見がある運行事業者と連携した実証実験、実証実験期間の長期化や(中略)事業化に向けた取組を加速する」(未来投資戦略2018:平成30年6月15日閣議決定)、「ビジネスモデル構築のため、関係事業者との連携等、事業化を視野に入れた、より長期間の実証実験を行い、2020年以降の民間ベースでの自動運転ビジネスの展開を目指す」(官民ITS構想・ロードマップ2018:平成30年6月15日IT本部決定)等が定められており、社会実装を見据え、事業性の検証等に重きを置きながら実証実験を進めていくこととされている。また、「自動運転に係る官民協議会」(事務局:内閣官房再生事務局)において、平成30年度までの実証実験結果等も踏まえつつ今年度は「実用化に近いレベルの長期実証を進める」とされる等、政府レベルの会合においても実用化に軸足を置いて実証を進めることとされている。

これらを踏まえ、SIP第2期では、自動運転サービスの恒久的実施に向けた実証実験等を実施していくものである。

(2) 目的

自動運転サービスの恒久的実施に向けて、限定地域で開始している自動運転サービスを、全国の複数地域に社会実装を実現することを目的とする。また、社会実装初期において、地域の社会課題を解決しつつ、各種実証実験において共通課題とされてきた走行空間の確保解決策等を横展開し、事業として軌道に乗るための方策を検討することも目的とする。更に、これまでに策定した自動運転移動サービスに関するマニュアルを適宜更新し、最終目標である自動運転による移動サービス実用化の事例拡大に貢献する。

3. 実施予定先

  • 一般財団法人道路新産業開発機構
  • 株式会社オリエンタルコンサルタンツ
  • 日本工営株式会社
  • パシフィックコンサルタンツ株式会社
  • 復建調査設計株式会社

4. 事業期間

2020年度から2021年度(2021年9月30日まで)

詳細資料

募集要項

技術・事業分野 ロボット・AI
プロジェクトコード P18012
事業名 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期 /自動運転(システムとサービスの拡張)
事業分類 研究(委託、共同研究、助成)
対象者 企業(団体等を含む)、大学等
問い合わせ先 ロボット・AI部 SIPグループ
担当者:小谷、伊藤、田中
TEL:044-520-5247 E-MAIL:sipadus_publicoffering@nedo.go.jp

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