決定「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」に係る実施体制の決定について
2025年7月4日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」に係る公募を実施し、人材育成(委託)についてご応募いただいた8件の申請について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。ポスト5G情報通信システムの開発(委託、助成)については実施予定先が決定次第お知らせいたします。
なお、採択審査委員一覧は別添の通りです。
募集事業について
1.事業内容
第4世代移動通信システム(4G)と比べてより高度な第5世代移動通信システム(5G)は、現在各国で商用サービスが始まっていますが、さらに超低遅延や多数同時接続といった機能が強化された5G(以下、「ポスト5G」)は、今後、スマート工場や自動運転といった多様な産業用途への活用が見込まれており、我が国の競争力の核となり得る技術と期待されています。
NEDOは、本事業を通じて、ポスト5Gに対応した情報通信システム(以下、「ポスト5G情報通信システム」)の中核となる技術を開発し、我が国のポスト5G情報通信システムの開発・製造基盤強化を目指します。
なお、今回の公募においては、以下の研究開発内容に関する募集を行いました。
〔1〕ポスト5G情報通信システムの開発(委託、助成)
ポスト5G情報通信システムの一部として計算可能領域を拡大する計算基盤の中核となる各方式での量子コンピュータシステム及び関連する部素材、ミドルウエアの開発を行う。
〔4〕人材育成(委託)
量子コンピュータに携わる人材の育成について取り組む。
2.実施予定先
- 【ポスト5G情報通信システムの開発(委託、助成)】
- 近日公表予定
- 【人材育成(委託)】
- ・学校法人早稲田大学、株式会社Quanmatic
- ・学校法人沖縄科学技術大学院大学学園
- ・国立大学法人大阪大学
- ・株式会社Quemix
- ・国立大学法人東京大学、三菱ケミカル株式会社
- (提案書提出順)
3.事業期間
2025~2027年度
詳細資料
募集要項
技術・事業分野 | 量子 |
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プロジェクトコード | P20017 |
事業名 | ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業 |
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成)、その他 |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
問い合わせ先
AI・ロボット部
担当者:永井、髙橋、広沢、渡辺
E-MAIL:P5G-quantum@ml.nedo.go.jp