ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業
事業・プロジェクト概要
事業期間:2019年度~ 、予算:1,100億円(2019年度末時点)
第4世代移動通信システム(4G)と比べてより高度な第5世代移動通信システム(5G)は、現在各国で商用サービスが始まりつつありますが、さらに超低遅延や多数同時接続といった機能が強化された5G(以下、「ポスト5G」)は、今後、工場や自動車といった多様な産業用途への活用が見込まれており、我が国の競争力の核となり得る技術と期待されます。
本事業では、ポスト5Gに対応した情報通信システム(以下、「ポスト5G情報通信システム」)の中核となる技術を開発することで、我が国のポスト5G情報通信システムの開発・製造基盤強化を目指します。
具体的には、ポスト5G情報通信システムや当該システムで用いられる半導体を開発するとともに、ポスト5Gで必要となる先端的な半導体を将来的に国内で製造できる技術を確保するため、先端半導体の製造技術の開発に取り組みます。
(研究開発項目とその概要)
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ポスト5G情報通信システムの開発(委託)
ポスト5Gで求められる性能を実現する上で、特に重要なシステム及び当該システムで用いられる半導体等の関連技術を開発する。
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先端半導体製造技術の開発(助成)
パイロットラインの構築等を通じて、国内にない先端性を持つロジック半導体の製造技術を開発する。
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先導研究(委託、助成)
研究開発項目1. 2. に関係するものであって、ポスト5Gでは実用化に至らない可能性があるものの、ポスト5Gの後半から5Gの次の通信世代に掛けて有望と考えられる技術課題について、先導的な研究開発に取り組む。
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事業イメージ
基本情報
技術・事業分野 | ネットワーク/コンピューティング | プロジェクトコード | P20017 |
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担当部署 | IoT推進部 (TEL:044-520-5211) |
詳細資料
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研究開発計画(令和2年8月6日)
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実施方針:2020年度版(234KB)
最終更新日:2020年6月25日